【みえ松阪マラソン】諦めなければ届く|悲願のサブ3達成記

大会記事

みなさんこんにちは。

ラン歴13年のみつ @hiroki.mitsunaga(3:07:57)が2025/12/21に開催されたみえ松阪マラソンに参加してきました。

目標はサブ3。

先月走った富山マラソンに続きサブ3を目指します。

松阪は今回で3回目。

コースはなんとなく頭に入っているのでイメージはしやすかった。

毎年爆風との戦いでもあるが、今年は奇跡的に風が吹いていないので絶好のチャンスでもあった。

たくさんの練習仲間がサブ3を目指して走るし、公認サブ3ペーサーのつばさくんもいるしこんな恵まれたレースは滅多にない。

今シーズン2レース目のフルマラソン。

サブ3の可能性はゼロではないと思っている。

3時間を切ってゴールしている自分を想像しながら挑戦してきました。

【みえ松阪マラソン】ゴールシーン動画(Instagramリール) ←※ぜひ一度見てやってください。

【みえ松阪マラソン】レース動画(Instagramリール)

この記事を執筆している筆者の簡単なプロフィールになります。

現在の目標はマラソンサブ3。

アシックス大好きランナーでもあります。

  • 34歳(はじめは10km走れない状態)からランニングを始め現在47歳
  • 初フル5:35:29(2015) 名古屋アドベンチャーマラソン
  • フル3:07:57(2025) 富山マラソン
  • ハーフ1:23:51(2025) お伊勢さんマラソン
  • クォーター40:36(2025) 大府シティ健康マラソン
  • 10km39:27(2023) 刈谷市かきつばたマラソン
  • 100kmウルトラマラソン完走10:24:26(2025)チャレンジ富士五湖
  • 118kmウルトラマラソン完走14:32:45(2023)チャレンジ富士五湖
  • 100kmトレイルランニング完走24:05:29(2024)志賀高原100
  • 100マイルトレイルランニング完走44:15:44(2024) Mt.FUJI100
富山マラソン 2025

結果

記録証

みえ松阪マラソン2025の結果になります。

ネット 2:59:42 (8分15秒PB更新)

グロス 3:00:17

ついにやりました。

サブ3達成しました!

今日まで「サブ3を絶対やる」そう思い続けて練習してきた。

本当に自分はできるのか?

何度も、何度も、問いかけてきた。

2024年4月、トレイルランニングで100マイルを完走した後、次の挑戦を探している自分がいた。

そして決めた。

次の目標は――サブ3。

当時の自己ベストは3時間17分58秒。

現実を見れば、決して簡単な挑戦ではなかった。

それでも「やったことのないことに挑戦したい」という気持ちが勝った。

私は期限を2年と決めた。

期限を設けなければ、きっとなんとなく走る自分に戻ってしまう。

そして、期限を決めなければサブ3はできない。

そう思ったから。

あのとき感じたサブ3は、とてつもなく高い壁だった。

今でもその圧倒されるような感覚をはっきり覚えている。

それまでの私は練習会にはあまり参加せず、自己流でなんとなく走ることが多かったがどれだけ走ってもサブ3に近づいている実感がもてなかった。

このままだとたぶん2年では届かない。

正直、そう思った。

そんなときオカノヤマ、まみぃ練、半陸連――いくつもの練習会に参加させてもらう機会に恵まれた。

ここが、私の運命の分岐点だった。

速い人がたくさんいて、すでにサブ3を経験している人もたくさんいた。

一緒に走って話を聞く中で、自分が「当たり前」だと思っていたことが、実は当たり前ではなかったということがけっこうあった。

その気づきが何より嬉しかった。

真剣に練習する仲間の姿は、想像以上に大きな影響を与えてくれた。

できなかったことが、少しずつできるようになっていく。

調子がいい日もそうじゃない日も、気持ちを共有できる仲間がいる。

それが、どれほど大きな力になるのかを初めて知った。

「これだ」と思えた。

この環境でサブ3できなかったら、おそらくこの先もできない。

そう思えるほど、どの練習会も居心地がよかった。

だから今日まで頑張ることができた。

だから夢を叶えることができた。

成功までのプロセスは人それぞれ違うと思うが私にとっての成功は、自分の力を引き出してくれる仲間に出会えたことだと思っています。

それが、目標を達成する一番の近道でした。

今日まで諦めないで、本当によかった。

ペース表

コース

コース
高低図

スタートはクラギ文化ホール前、ゴールは松阪市総合運動公園。

全日本大学駅伝コース、松阪駅前、松坂城跡、田園地帯、坂、トンネルのプロジェクションマッピング、櫛田川の河川敷とコース変化に富んでいるので飽きることはないです。

タイムを狙うにはなかなか厳しいコースと言われていますが、私は相性がいい大会(過去2回ともPB)

トンネル前の上り坂とトンネル後の下り坂。

35km以降の河川敷はけっこうポイントになります。

トンネル付近で上手く走れるか?

35km以降足が残っているか?

寒さと風の条件を味方にできたらけっこうタイム狙えると思います。(スライドも多いし)

あとはベルファームに向かう道が強風(向かい風)になる。

エイドは鶏焼肉、松阪牛サイコロステーキ、ちゃちゃも汁(松阪牛汁)、釜めしがメイン。

当日の朝

5:10

半陸練メンバー(5人)で松阪へ出発。

車内トークで緊張がやわらぐ。

6:30

嬉野パーキングエリアでトイレ休憩。

大のトイレがランナー渋滞で大変でした。

半陸連メンバー

7:15

外は雨。

大会駐車場(真如苑阪内川河川敷)に到着しようとしたその時、車のラジオから徳永英明さんのレイニーブルーが流れた。

メンズ5人、同じ曲を聴きながら気持ちがひとつになった。

レイニーブルー最高だね。

そして歌い出した。

駐車場
スタート会場へ

7:30

マックスバリューの軒下、雨がしのげる場所でレースの準備をする。

すると6月の飛騨高山ウルトラマラソンで一緒に打ち上げしたゆうぞーさんと奇跡の再会。

会えるといいねとメールはしていたけどまさか本当に会えるとは、びっくりだった。

その後、オカノヤマメンバーと合流。

ゆうぞうさんとこいでさん(飛騨高山ウルトラ打ち上げメンバー)
やまださん、よしさん、んたろーさん

8:05

荷物を預けるとウォーミングアップしてトイレを済ませる。

スタート前はたくさんのラン友さんに会えるので気持ちが高まる⤴

そして公認サブ3ペーサーのつばさくん。

今回はつばさ列車に乗ってサブ3のゴールまで連れて行ってもらう作戦でもあった。

スタート地点
ウォーミングアップ
スタート前
スタート前
しんごさん、まみぃ、つばさくん

スタート2分前。

歩道ではゴミ袋を持ったボランティアさんの姿が。

こちらに向かって歩いて来るのが見えた。

ナイスタイミング。

カッパを脱いでボランティアさんが来るのを待った。

スタート整列

スタート1分前。

カッパは無事に回収してもらった。

やることはいつもと変わらない。

左胸を2回叩く。

目を閉じて気持ちを落ち着かせる。

、、、。

目標はサブ3。

大丈夫。

きっとうまくいく。

今回はサブ3を目指す仲間がたくさん出場していた。

半陸練の、えんどうさん、せんさん、よしさん、こいでさん。

オカノヤマの、んたろーさん、しんごさん、つばさくん(公認サブ3ペーサー)

ドコムの、なかむらさん。

同じレースを一緒に走れるだけで幸せな気持ちになった。

3時間を切ってゴールしている自分の姿を想像する。

まだ弱い。

もう一度3時間を切ってゴールしている自分の姿を強く想像した。

絶対できる。

さらに自分はフルマラソンが一番得意だと思い込んだ。

イメージはとても大事。

想像以上に力をもらえるから。

、、、。

はい、考えるのはここまで。

スーーーーーーハーーーーーー。

大きく一度深呼吸。

やることはやった。

あとは松阪を楽しむだけ。

スタート~10km

9:00

号砲がなった。

朝まで降っていた雨は止んでいる。

気温12~13℃。

去年のような凍える寒さではない。

とてもいい感じ。

みえ松阪マラソンといえば、毎年強風との戦いでもあるが今日の風速予報は1~2m。

こんなベストコンディションは初めてだからテンションが上がる⤴

さらに沿道から聞こえてくるブラスバンドの生演奏が余計に気持ちを高ぶらせてくれた。

今回はBブロックスタートだったけど、35秒後にスタートラインを通過。

思ったより渋滞はなさそう。

とりあえずは一安心だった。

1kmを通過。

4:20

思ったより悪くない。

道路の水たまりを避けながら交差点を左に曲がると、ここからは全日本大学駅伝コースに入っていく。

前方にはピンクのTシャツ、ピンクの風船を付けたサブ3ペーサーの姿がはっきり見えた。

今回の作戦はサブ3ペーサーから離れないこと。

出来る限りペーサーが見える位置で走り、時計はほとんど見ない作戦である。

ペーサー(5人)のうちの一人がいつもオカノヤマで一緒に練習しているつばさくんなので間違いなく力をいただける。

そして、練習仲間も同じ集団にいるので頑張れる。

こんな恵まれた機会は滅多にないので、最後までついていくと誓った。

反対車線からはトップで折り返して来た川内優輝さんが軽快に走っていく。

毎年お馴染みの光景だがいつ見てもかっこいい。

4km

体がペースに慣れてきたのを感じる。

集団もだいたい同じメンバーで走る感じになってきた。

折り返しのカラーコーンを回ると再び直線道路に入っていく。

反対車線から走ってくるやまださん、なおさんに気付くとエールを送った。

松阪のコースは始めに長いスライドがやってくるのでかなり元気をもらえます。

5km

サブ3集団はけっこうな大集団なので、ペーサーも前と後ろ2つに分かれて引っ張ってくれる形に落ち着いた。

私は後ろのグループ、つばさくんに引っ張ってもらいながらしんごさん、んたろーさん、なかむらさんと一緒に走った。

9km

右手に見えるのは松阪城跡の立派な石垣。

走りながらだと一瞬だが、感動と喜びに包まれる。

10km

私の中ではウォーミングアップ終了。

さぁ、ここからだ。

体もだいぶ動いてきた。

太陽は出ていないし風もほとんど吹いてない。

今日は狙える日だと思った。

今回の設定ペースは【4:10~4:14】 サブ3ペーサーに付いていく作戦

2km 4:16

3km 4:10

4km 4:15

5km 4:09

6km 4:11

7km 4:10

8km 4:07

9km 4:14

10km 4:10 (42:02)

ここまでずっとサブ3集団で走っているので時計は見ていない。

多少のペース変化はあったと思うが、常に4:13で走り続けていると心の中で思い込んだ。

そのおかげもあってとてもリラックスしていた。

10km~20km

10km

松阪駅に向かって走っていると、道の両側にはお店が建ち並びうちわやスティックバルーンを持った人たちが応援してくれる。

「がんばれーーーー!」

「ふぁいとーーーー!」

人の熱を感じることができる。

この空気感。

まさにマラソンの醍醐味。

体中から楽しいが溢れてくる。

反対車線ではランナーとスライドできるのでこの区間もパワーをいただける。

今回で松阪は3回目だが前半のスライドの多さは、とてもいい。

12km

スタート時に一緒だったなかむらさんが歩道に上がり、足を止めているのが見えた。

今回サブ3を一緒に達成しましょうと話していたのでとても心配だった。

何があったのだろう。

怪我じゃないといいのだが。

そんなことを思いながら走っていたらその直後、とんでもない事件に巻き込まれた。

「あぶねー」

「ふざけんな」

目の前で起きている行動に目を疑った。

今までたくさんのフルマラソンを走ってきたがこんなパターンは初めてだった。

何が起こったのかというと、前を走っていたランナーがジェルを落としたらしく、それを拾いにかがみながら戻ってきたのだ。

私はその人がちょうどジェルを拾うタイミングで存在に気付いた。

かがんでいるから見えないし、前の人について走っているから気付くはずもない。

とっさにジャンプして右によけたけど左足がその人に接触した。

危うく転倒しそうになったけどなんとかこらえた。

マジで危なすぎる。

レース後半ならある程度人がばらけていそうだけど、まだそれなりの大集団だったからあの場所での逆走は絶対にやってはいけないと思った。

戻ってくるほどそのジェルが必要だったのだろうが、私だったら戻ることの方がリスクを感じてしまうのでそのまま走っていたと思う。

巻き込まれないで本当によかった。

14km

ベルファームに向かう長い直線に入った。

このエリアは周りに何もない。

あるのは、田んぼと畑だけ。

毎年ここは爆風で有名な場所、追い風ならまだ救いはあるが決まって吹くのは向かい風。

耳元で、ビュービューと音が鳴る。

風の抵抗を抑えようと人の後ろに付いてもそんなのかんけーねー、そんなのかんけいねーとあの人の声が頭の中で聞こえてくる。

単独走になろうものなら心がへし折られること間違いなし。

それくらい強い風が吹く場所だ。

天気ばかりは変えられないのでどうすることもできないが、今年の松阪はいつもと違った。

前から吹いてくる風を感じない。

ほぼ無風。

そんなことってあるんだ。

過去に松阪を走った人ならみんな同じことを思ったはず。

まさに奇跡が起きた。

松阪で記録を狙うなら今日しかないと思った。

16km

沿道からサンタ帽を被った人の視線を感じた。

よく見るとオカノヤマのたっちゃんさんだった。

一緒に並走しながら声を掛けてくれている。

「みつくん、がんばってーーー」

「つばさくん、がんばってーーー」

「いけるよーーー、頑張っていってらっしゃーーーい!」

応援はやっぱりうれしい。

ひとりじゃないと思えることが、こんなにも大きな力になるなんて。

マラソンは個人競技だ。

でもこの瞬間、確かにチームで戦っていると感じた。

ベルファーム公園内に入ると、たくさんの人で溢れ会場はすっかりお祭りモードだった。

エイドからは鶏焼肉の焼けるいい匂いが漂ってくる。

あーーー、うまそう。

一瞬、気持ちが持っていかれそうになるが今回はガチでサブ3を狙ってるので迷わずスルー。

ご褒美はレース後だな。

今回打ち上げは鶏焼肉を予定していたのでサブ3を達成してそこで食べるんだと誓った。

ベルファームを後にすると再び田園地帯に入っていく。

ここも本来は風の影響をもろに受ける場所だけど今年は静かだった。

20km

目の前にはサブ3ペーサーのつばさくんがいる。

練習でもレースでもペースが精密機械並みに安定してるから本当に走りやすい。

横について「まだ今のところ大丈夫です」と一言だけ伝え、自分の存在を知らせた。

そして「最後までついていくのでよろしく」と声をかけた。

公認サブ3ペーサーが練習仲間だなんてこんな贅沢なことはない。

これも何かのご縁だ。

今回で絶対決める、静かにそう思った。

今回の設定ペースは【4:10~4:14】 サブ3ペーサーに付いていく作戦

11km 4:13

12km 4:09

13km 4:14

14km 4:12

15km 4:20 (上り坂)

16km 4:23 (上り坂)

17km 4:25 (上り坂)

18km 4:10

19km 4:12

20km 4:16 (1:24:36)

ここまで時計を見たのはほんの数回だけ。

ペースのことは考えない。

数字に振り回されない。

サブ3ペーサーが見える位置で走る。

それだけを心掛けて走った。

20km~30km

20km

中間点の通過タイムは1:29:00前後をイメージしていた。

とはいえ、この日は時計をほとんど見ていない。

サブ3ペーサーのつばさ列車に乗って終点(ゴール)まで、途中下車しない。

それだけを考えて走っていたから、実際どのくらいのタイムで通過するかはまったく分かっていなかった。

21.0975km(中間点)

時計を見る。

タイムは1:29:13。

ほぼイメージ通りだった。

いいじゃん、いいじゃん。

残りはもう一本、ハーフを走るだけ。

足も体もまだ余裕はあった。

今日はいける。

そんな気がした。

23km

前半一緒に走っていたしんごさん、んたろーさんの姿が見えなくなっていた。

前なのか、後ろなのかは分からない。

ただ、きっとみんなそれぞれの場所で踏ん張っているはず。

途中、よしさんの姿が目に入った。

コース脇で足を止めている。

合流して少し話すと、足が攣ってしまったらしい。

距離はまだかなり残っているから、相当つらいはずだ。

「無理せずに」

そう一言だけ声をかけて再びレースに集中した。

一緒にサブ3を目指していたから、胸の奥が苦しくなった。

24km

エイドには名物の松阪牛サイコロステーキ。

やはり気になるが、横目でちらっと見るだけ。

さようならー。

過去にエイドの肉を食べたことがあるが、ずっとモグモグ状態でなかなか飲み込めなかった。

結果、走るリズムが崩れた。

だから今回は迷わない。

タイムを狙うレースではやめておく。

誘惑を断つのも、サブ3への立派な一歩だ。

25km

このあたりでまた雨が降り出してきた。

土砂降りではないがときどき顔をぬぐいたくなる程度には降っている。

頼むからこれ以上降らないでくれと願った。

今まであまり気にならなかったが右の足裏に違和感を感じ始めていた。

雨でシューズが濡れ、靴の中で足が少し遊んでいるような感覚。

気になりだすと余計に気になってくる。

靴紐を締め直したい。

一瞬、そう思った。

でもそんなことできるわけがない。

仮に紐がほどけていたら止まる。

けれど今は、1秒たりとも無駄にしたくなかった。

何よりサブ3ペーサーから離れることだけは、絶対に避けたかった。

一度離れたら、サブ3はもうできない。

そう分かっていたから。

だから現状を受け入れた。

そしてこれは気のせいだと言い聞かせた。

26km〜32km

みえ松阪マラソンで一番の上り区間だ。

コースの坂はなんとなく頭の中に入っている。

だからこの区間は辛抱すると決めていた。

淡々と、リズムを崩さないことだけを意識する。

途中、何度か一緒だったいながきさんとここでもまた一緒になった。

「いい感じですね、このままサブ3いきましょう」

「はい、サブ3やりましょう」

交わした言葉はそれだけ。

でも、それで十分だった。

声を出すこと。

誰かと会話をすること。

それだけで、不思議と力が湧いてくる。

元気もらいました。

ありがとうございます。

30km

つばさくんの真後ろではないがまだはっきり見える位置で走っていた。

11月に走った富山マラソンでは25kmでサブ3ペーサーについていけなかったので、このペースでここまできたのは初めてになる。

残り12km。

ここからがマラソン本番。

太陽は出ていない。

風もほとんど吹いてない。

過去に出た大会と比べると好条件なのはよく分かっていた。

このまま最後までいけるのか?

やはりこのあたりから意識し始める。

不安8割。

期待2割。

不安の方が大きかったけど期待がゼロじゃないからまだ勝負はできる。

「絶対できる」

何度も自分に言い聞かせた。

足攣り症状は今のところ出ていない。

呼吸もまだ大丈夫。

気になることがあるとすれば、足裏の水ぶくれと足が少し回らなくなってきたことかな。

あとは気持ち。

最後まで諦めない気持ち。

やっぱりここからは気持ちが一番大事なんだと思う。

今回の設定ペースは【4:10~4:14】 サブ3ペーサーに付いていく作戦

21km 4:11

22km 4:13

23km 4:12

24km 4:11

25km 4:15

26km 4:08

27km 4:13

28km 4:24 (上り坂)

29km 4:12

30km 4:19

26km以降は上り坂が多くなる。

それでも、思ったよりペースは落ちていなかった。

さすが、ペーサーの力だ。

もし自分で時計を気にしながら走っていたら、速くなったり遅くなったり、きっと今よりもブレていたと思う。

一定ペースで走れることは大きな安心感に繋がっていた。

30km~40km

30kmを過ぎるとまずは一つ目のトンネルが現れる。

ここはプロジェクションマッピングではなく、ごく普通のトンネル。

外の光が遮断されるので世界は一気に変わった。

前方に見える、出口の光。

呼吸音や着地の音が壁に当たって反響している。

この感覚を楽しめたらいいのだが、私はどうもトンネルが苦手みたい。

だんだん平衡感覚がなくなってくるのだ。

体が動いているのは分かるけど、本当に前に進んでいるのかふと分からなくなる瞬間がある。

自分は今、上っているのか。

それとも、下っているのか。

そういうことさえ分からなくなる。

他の人は平気なのだろうか。

こんなふうに感じるのは、私だけなのだろうか。

トンネルを走るたびにいつもそう思う。

貧血持ちの私は、トンネルを抜けた瞬間の強い光でもくらくらすることがある。

出た瞬間に倒れるんじゃないか、そんな不安が頭をよぎる。

お風呂上がりは、たいてい立ちくらみをする。

少し時間が経てば回復するのは分かっているがレース中は絶対に止まりたくない。

だからどうしても無理をしてしまう。

そんな理由もあって、私はトンネルがあまり好きではない。

一つ目のトンネルを抜けると二つ目のトンネルが現れた。

ここは、みえ松阪マラソンの目玉企画。

プロジェクションマッピングがランナーを盛大に迎えてくれる。

赤、青、緑、白、紫。

次々に変わる色の光が、壁一面に映し出される。

万華鏡のような模様が、くるくる回りながら広がっていく。

後半は小学生たちの応援ビデオレター。

「がんばれー!」という声や太鼓の音がトンネル内に響き渡る。

んーーーー、なんだろう、、、。

せっかくのプロジェクションマッピングなのに楽しめていない。

おそらく、音の反響が原因なんだと思う。

楽しもうという気持ちはある。

企画としても本当に素晴らしい。

きっとほとんどの人は楽しんでいるはずなのに、私は「早くトンネルから出たい」という気持ちが強くなってくる。

まだかな。

まだかな。

そう思えば思うほど、不安は大きくなっていく。

走りながら自分は閉所恐怖症なのかもしれない、そんなことまで考えていた。

あーーー、悲しい。

今回でこのプロジェクションマッピングは3回目なのに。

途中で倒れるんじゃないか、そんなイメージが頭から離れなかった。

一度ついたイメージはなかなか変えられない。

本当に困ったものだ。

出口の光が、だんだん大きくなっていく。

そして、ついに外の世界へ。

急に明るくなり、倒れないよう身構えた。

、、、。

大丈夫そう。

いろんな意味で体に力が入っていたので、大きく深呼吸して腕を一度だらんと下ろした。

ふぅーーーーー。

苦手なトンネルを、なんとか突破した。

サブ3ペーサーとの距離は少し開いたが、まだ姿は確認できる位置にいた。

ピンクの風船とピンクのTシャツ。

今の私にはその存在が何よりもありがたかった。

34km

國分邸。

立派な外壁に、手入れの行き届いた庭木。

圧倒されるような佇まいに、ほんの一瞬心が癒された。

35km。

残り7km。

ここできつさのレベルがひとつ上がった気がした。

足が重い。

ピッチが上がらない。

姿勢もうまく保てなくなってきている。

前半の走りとは明らかに違うのがはっきり分かった。

これまで、7〜8kmごとにジェルを入れてきた。

でも「何かが違う」と感じたときは、神頼みのような気持ちも含めて予定外でもジェルを入れることがある。

そして今回は今だと思った。

このタイミングを逃したらきっと後悔する。

迷うことなくベルトの中からアミノバイタル アミノショット(アミノ酸3600mg、コンディショニング〈青〉、グレープフルーツ味)を取り出し、口に入れた。

過去に後半の苦しい場面でこれを投入したら、何度も救われた経験があるから。

最近の、私の神ジェルだ。

これで大丈夫。

必ず、復活してくれる。

そう信じ込んだ。

雨が少し強くなってきた。

足裏の皮がふやけているのが分かる。

おそらく水ぶくれができているがまだ潰れてはいないはず。

頼むから、最後まで持ってくれ。

そう願いながら、前へ進んだ。

36km

櫛田川沿いの河川敷。

過去2回、ここからペースが落ちていった記憶が一気によみがえってきた。

きつかった。

苦しかった。

足は止めなかったが、ずっともがきながら走っていた。

景色はほとんど変わらない。

当時は勝手に「地獄ロード」なんて呼んでいたことも思い出した。

現在、単独走。

もう集団はない。

ペーサーの姿はなんとか見えるが、距離は少しずつ開いている。

あの姿が見えなくなったら、サブ3は終わりだ。

それは頭でしっかり分かっていた。

だから、これ以上離されないためにも力を出し切るしかなかった。

ここで考えた。

このまま出し切って、途中で失速するか。

それともここでペースを落として確実にまとめていくか。

、、、。

頭に浮かんだ答えはひとつだった。

ここまで来たんだから、出し切る。

迷いはなかった。

出し切ったなら失速したっていい。

出し切ったなら歩いたっていい。

ここで出し切らずにペースを落としたら、絶対に後悔する。

それだけは分かっていた。

たとえ出し切った結果、最終的にPBが出なかったとしても後悔はない。

そう思えたら、心が少し楽になった。

2年前、Mt.FUJI100で100マイルを完走したときと状況は同じだった。

こんな苦しいこと一回で終わらせたい。

このチャンスを逃したら次はない。

本気でそう思った。

絶対できる。

絶対やる。

あの時とまったく同じ気持ちだった。

リベンジなんて、絶対嫌だ。

この一回で決める。

そう覚悟を決めた。

37km。

緩やかな下りに入った。

ここでスピードを上げて、少しでもサブ3ペーサーに追いつこうかとも考えた。

でもその選択はやめた。

もう限界ギリギリだったのもあるけど、ここで無理をした瞬間にすべてが崩れると分かったから。

ペーサーとの間隔はほとんど変わらない。

姿は見えるが、けっこう遠い。

果たしてこの位置で、本当にサブ3はできるのだろうか。

ペーサーが見えているうちは、時計は見ないと決めていた。

だから、タイムはまったく分かっていなかった。

37.5km。

雨が強くなってきた。

着地するたびに水しぶきが跳ね返り、ふくらはぎに当たるのが分かった。

左手には給水エイド。

右手には応援の旗。

それが一直線に、ズラーーーっと並んでいる。

どこまで続くの?と思うくらい、旗はずっと続いていた。

人の声は聞こえない。

それでも、たくさんの応援をしてもらっているような気持ちになった。

前方に、サンタとトナカイを発見。

雨の中、傘もささずに応援してくれている。

「ファイトーーー、ナイスラーーーン!」

「あっ、みつくん、ファイトーーー!」

通り過ぎた瞬間、背中から声が届いた。

左手を上げて合図だけ返した。

名前を呼んでもらえるのは、本当にうれしい。

それだけで力が湧いてくる。

たぶん、まりさんだと思うけど、、、。

振り返って確認する余裕はなかった。

ごめんなさい、と思いながらそのまま走り去った。

(あとで動画をいただいて、やっぱりまりさんでした)

応援、ありがとう。

38km

ペースが落ちているのは分かっていた。

サブ3ができるかできないかギリギリなのも分かっていた。

残り4km。

あと少しと思える距離ではなかった。

かなりきつい。

頼れるのは気持ちだけだった。

諦めるのは簡単。

でも、諦めたくなかった。

マラソンは、諦めたくないと思ってからが本当の勝負なのかもしれない。

この時間帯は生きるか死ぬか、そんな感覚になる。

似たような場面は、これまで何度も経験してきた。

オカノヤマのラスト3km。

まみぃ練のラスト2km。

半陸連のラスト1km。

どれも苦しかった。

それでも全て乗り越えてきた。

だから今回もできないはずがない。

苦しい場面では誰かがいつも横で並走してくれた。

練習後はやり切った喜びを共に分かち合ってきた。

繋がりは、強さになる。

仲間の存在は、支えになる。

だから絶対に諦めたくなかった。

今回の設定ペースは【4:10~4:14】 サブ3ペーサーに付いていく作戦

31km 4:12

32km 2:55 (トンネルでGPS飛ぶ)

33km 4:03

34km 2:10 (トンネルでGPS飛ぶ)

35km 2:11 (トンネルでGPS飛ぶ)

36km 4:22

37km 4:19

38km 4:19

39km 4:20

40km 4:24

40km~ゴール

40km

最後のスライドに入った。

見通しのいい直線なのに、サブ3ペーサーの姿は見えなくなっていた。

もう無理か。

諦めそうになる。

でも、諦めたくない。

心が折れるか、踏みとどまるか。

その境目にいた。

足よ、動け。

頭の中で何度もつぶやいたが、スピードは上がらなかった。

ここまでか。

心の炎が消えかけた、そのとき。

反対車線から声が飛んできた。

「諦めたらいかん。いけるよ!」

なかくんだった。

魂のこもった声だった。

続けて、半陸連のえんどうさんとせんさん。

「みつさん、いけるよ!!!」

「絶対いくよ!!!」

短い言葉なのに、それだけで十分だった。

苦しいのは自分だけじゃない。

そう思うと胸がいっぱいになり涙がでてきた。

いけるかいけないかじゃない。

絶対に、いくんだ。

自分でも驚いたが体が少し軽くなった気がした。

そしてペースが上がった。

声だけで、こんなことが起きるんだ。

時計は見ていない。

考えていたのは一つだけ。

絶対やる。

それだけだった。

前から、ピンクの風船、ピンクのTシャツ。

サブ3ペーサーのつばさくんが走ってくる。

「ラスト、ラストーーー!!!」

その声に、まだ信じてくれているのが分かった。

オカノヤマの練習と全く同じ光景だった。

両手を上げてまだやれると合図を送った。

サブ3ペーサーは、今ここにいる。

折り返し地点は、まだ先。

正直、厳しいと思った。

でも、ロスタイムに賭けたい。

諦めなければ、奇跡は起こると信じて。

全力で走った。

自分では見えないが、きっととんでもなく険しい顔で走っていたと思う。

呼吸は荒く、視界は狭い。

余計なものは何も入ってこない。

ただ前を走るランナーを、ひとり、またひとりと抜いていく。

抜くたびに、「まだいける」「まだ終わってない」と自分に言い聞かせた。

折り返しのカラーコーンを回ったその瞬間、後ろから並ぶように現れたのは半陸連のこいでさんだった。

「みつさん、絶対サブ3行くよ!!!!!!」

叫びだった。

応援というより、魂をぶつけられた感覚だった。

こいでさん自身も、サブ3できるかどうか分からない状況で走っている。

だからこそ、その一言は重かった。

必死さが、覚悟が、そのまま胸に刺さった。

毎週木曜の半陸連。

同じ集団、同じペースで、何度も苦しい時間を共にしてきた仲間。

その仲間が今、ここにいる。

3人ともすでにサブ3は達成している。

それでもこの大会で、みんなでサブ3をやろうと話していた。

だから、絶対にやりたかった。

こんな短いスライドなのに、なかくん、えんどうさん、せんさん、つばさくん、こいでさん。

5人から、魂の声を浴びるなんて。

「まだ終わりじゃない」

「お前はいける」

そう言われている気がした。

41km。

ラップは4分24秒。

もうフォームも、余裕も、何もない。

あるのは、前に進む意志だけ。

死にものぐるいだった。

あと1km。

ここで出し切らなかったら、一生後悔する。

それだけははっきり分かっていた。

倒れてもいい。

どうなってもいい。

最後のカーブを右に曲がる。

視界の先に待っているのは、ゴールへ続く上り坂だけ。

おそらく残り600m。

トラックなら1周半。

最後の最後で、上り坂。

過去に2度走っているからきつさは分かっている。

腕を大きく振る。

足を無理やり前に出す。

スライドで声を掛けてもらってから、約2km全力で走っている。

気持ちはずっとラストスパートのままだった。

残り400m。

もう無理。

何度も、何度も頭をよぎる。

それでも「絶対やる」のほうが、まだ勝っていた。

ゴールはまだか。

坂はさらにきつくなる。

視界にあるのは、ゴールだけ。

絶対やる。

絶対やる。

絶対やる。

40kmを過ぎてから、この言葉を何回唱えてきただろう。

唱えるのをやめた瞬間、心のスイッチが切れてしまう気がしてやめることができなかった。

42km

ラップは4分28秒。

みかさんが「みつさん、おかえりーー」と声をかけてくれた。

でも、まったく気づかなかった。

そんなことは今までなかった。

それくらい世界が狭くなっていた。

残り200m。

ゴール手前で、ピンクのTシャツが目に入った。

え?

つばさくん?

頭が状況を理解する前に、思考が止まった。

考える力なんてもう残っていなかった。

腕を振る。

足を動かす。

呼吸する。

ただそれだけ。

周りの景色は消え、音も、色も、輪郭も、すべて薄れていく。

坂を駆け上がる。

その時、一瞬声が聞こえた気がした。

「サブ3できるぞーーーー!」

「ナイスラーーーン!」

応援なのか、空耳なのか分からない。

その直後だった。

「いける!!!」

「これ、いけるよ!!!!!!」

つばさくんの魂の叫び声。

その声を聞いた瞬間、胸の奥がぐっと熱くなった。

考えるより先に、声が出た。

「ああああぁぁぁぁぁぁ!」

最後の力を振り絞る。

そしてゴールと同時に時計を止めた。

あ、倒れる。

そう思った瞬間、自分の足で道路の端へ移動してそのまま地面に崩れ落ちた。

出し切るって、こういうことなんだ。

地面を見つめたまま動けなかった。

初めての感覚だった。

頭も、体も、心も、全部空っぽになっていた。

サブ3は、できたのか?

恐る恐る時計を見る。

スタートラインを通過した瞬間に押した時計。

そこに表示されていた数字は

2:59:58

怪しい。

できているのかできていないのか。

分からない。

確認したいが、もう体がいうことをきかない。

力尽きてどうすることもできなかった。

しばらくして、つばさくんが携帯を見ながら近づいてくる。

嫌な予感も、期待も、同時に胸をよぎる。

そして、一言。

「みつさん、やりましたね」

その言葉を聞いたら、こらえていたものが一気にほどけた。

胸の奥が、じわーーーっと熱くなっていく。

嬉しいとか達成したとか、そんな言葉では追いつかない。

ここまでの時間が、全部報われた気がした。

何度も挑戦して、何度も跳ね返されてきた。

自分には無理なんじゃないかと思ったことも、一度や二度じゃない。

それでも諦めずに走り続けてきた。

サブ3。

ずっと遠くにあったはずのその数字が、今は確かに自分の足元にあった。

先にゴールしたなかくんとせんさんが腕を掴んで起こしてくれようとしている。

引っ張り上げられ、自分の力で立とうとしたけど立てなかった。

力が入らなかった。

意識はある。

呼吸はしている。

深呼吸して今の状態を確認する。

大丈夫そう。

そしてゆっくり立ち上がった。

本当にやれたのか?

まだ信じられなかった。

喜びたいのに素直に喜べない。

自分の携帯で応援ナビを開く。

そして正式タイムを確認する。

記録速報。

42.195km。

タイム。

2:59:42

自分の記録じゃない気がして、もう一度調べた。

画面は、同じだった。

「ああ、本当にサブ3できたんだ」

そう思った瞬間、再び涙が込み上げてくるのが分かった。

サブ3できたことは、もちろん嬉しかった。

でもそれ以上に、この瞬間を一緒に喜んでくれる仲間がいることが、何より嬉しかった。

一緒に走った仲間がいて、最後まで導いてくれたサブ3ペーサーのつばさくんがいて。

この松阪でサブ3を決めることができて本当によかった。

せんさん、なかくん
サブ3ペーサーのつばさくん

今回、沿道で応援してくれた皆さま。

本当に、本当にありがとうございました。

声をかけてもらうたびに、名前を呼んでもらうたびに、その一言一言が確実に力になっていました。

終盤は自分ひとりの力では走れていません。

間違いなく皆さんからもらったパワーで前に進んでいました。

うっちーさん
ゆうこさん
まっちゃんさん
まいこさん
みかさん
まーみさん
しろこさん
まゆさん
さかみさん
あおさん
おーちゃん
たかおさん

(きっと、他にもたくさんの人に応援してもらっていたと思います)

本当にありがとうございました。

そして最後に。

サブ3ペーサーのつばさくん。

最初から最後まで一切ブレることのないペース。

何度も背中を見せてくれて救われました。

つばさ列車に乗り途中下車することなく、サブ3という終点までたどり着くことができました。

心から、ありがとう。

このサブ3は、一人で達成したものではありません。

支えてくれた仲間、応援してくれた皆さん、そして今日まで一緒に走ってくれたすべての人のおかげです。

本当にありがとうございました。

つばさくん

レース後は荷物を受け取り、おもてなしチケットでうどんをいただいた。

寒かったからアツアツが美味かった。

雨降りのためランナーで大混雑でした。
うどんがうまい

着替えた後もサブ3のお祝いをしていただきました。

嬉しかったーー。

なおさん、なかくん
よしさん、しんごさん、こいでさん
まりさん
なかむらさん

レース後

去年に引き続き、打ち上げは前島食堂へ。

鶏焼肉のせせりとレバーが超絶品。

そして、サブ3達成後に飲む生ビール。

これはもう反則級のうまさでした。

苦しかった時間も、不安だった瞬間も、この一杯に全て溶けていく。

笑って、語って、振り返って。

走り切ったあとのこの時間がまた次への挑戦につながっていく。

半陸連のみなさま、ありがとうございました。

半陸連メンバーで
あーーー、うまい!

鶏焼肉のあとは、松阪温泉熊野の郷へ。

想像以上に立派なお風呂でびっくり。

湯船に浸かると、体の奥に残っていた緊張がゆっくりほどけていった。

割引券

帰りは安濃サービスエリアでお土産を買って帰宅。

せんさん、こいでさん運転ありがとうございました。

まとめ

サブ3への挑戦は、決して一人で成し遂げるものではなかった。

好条件に恵まれたことも、正しい判断ができたことも、そして何より仲間の存在があったからこそ、最後まで走り切ることができました。

ペーサーの背中を信じ、仲間との約束を胸に、一歩一歩を積み重ねた42.195km。

結果としてサブ3は達成できましたが、それ以上に大きかったのは「一人じゃなかった」という実感です。

2年間本気で向き合ってきた挑戦は、松阪という舞台で一つの形になりました。

挑戦して、苦しんで、支えられて、そして夢は現実になった。

この経験は、これから先どんなレースに向かうときも、迷った自分の背中をそっと押してくれるはずです。

今回の挑戦が、「自分にもできるかもしれない」そう思っている誰かの一歩につながったなら、これ以上嬉しいことはありません。

走る男みつの挑戦はまだまだ続いていきます。

次の挑戦は1/18開催のにしおマラソンになります。

目標はグロスでサブ3と自己ベスト更新。(2:59:42)

たくさんの人に出会えるのを楽しみにしています。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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