第10回神戸マラソン2022/ラスト4kmで足攣り悶絶、大撃沈。

大会記事

みなさんこんにちは。

ラン歴9年サブ3.5ランナー(3:26:15)のみつ(@hiroki.mitsunaga)が2022/11/20に開催された【神戸マラソン】に初挑戦してきました。

今年のテーマは【感謝と友情】「ありがとう」を、未来へつなごう。

都市型マラソンは人生初参加になるので規模の大きさ、沿道の応援にワクワクです。

今回は記録を狙いにいった為レース中の写真を全く撮っていません。

スタート前、ゴール後の写真だけになりますのでよろしく願いします。

第10回神戸マラソンの動画になります【Instagramリール】

結果

第10回神戸マラソン2022の結果になります。

記録:3:27:19(ネット) 3:29:31(グロス)

現在のPBは3:26:15なので約1分更新できずという結果でした。

今回の目標は3:15:00切りを設定して走りました。

PB(自己ベスト)から約11分も縮めるのは少し厳しい挑戦だったのか⁈

今年はハーフマラソン90分切りやトレイルランニング100km完走など自信に繋がるレースがあったのでひょっとしたらいけるんじゃないかと。

無理な設定ではないと信じて挑んできました。

前日受付

前日受付の天気は快晴。

名古屋から新幹線で新大阪へ。

そこから三宮へ行きポートライナーで受付会場の市民広場へ向かいました。

市民広場はフィニッシュ地点でもあります。

三宮駅では神戸マラソン記念乗車券が5000枚限定で販売していました。

ランナー受付EXPOでは検温、本人確認、ワクチン接種証明書を提示して中に入りゼッケン、参加賞をいただきます。

さすがは都市型マラソン。

イベント会場が広い。

たくさんのブースが出店しています。

エイドで出される洋菓子は神戸を象徴しているなぁと。

大きなボードには参加者の名前がずらりと書かれています。

そして神戸マラソンを走るコースが工作で作られていてイメージしやすかった。

過去の大会ポスターやTシャツ、フィニッシャータオルなど展示されていて過去に出場した人は懐かしがって見ていました。

asicsのお店や手書きの絵葉書など気持ちがワクワクするものばかり。

明日の本番が楽しみでしょうがなかった。

神戸マラソン決起会

ラン友さんといざ決起会。

街中華で人気の豊味園さんへ。

どれも美味しかったけど海老レタスチャーハンは超絶品でした。

それぞれの作戦や思いを語りながら美味しいご飯を食べる。

これも大会遠征の楽しみです。

鉄人28号のオブジェを見に行った後は夜のステーキまでカフェで小休憩。

明日のレースに備え胃に優しいうどんという選択肢もあったがせっかくの神戸、ステーキにはみんな勝てなかった笑。

いやー、それにしてもよく食べた。

大会前日にこれだけ食べたのは初めてかもしれない。

明日PB更新を狙うランナーとしては間違いなく食べ過ぎた。

みんなで行く遠征は楽しすぎるからしょうがない。

お腹いっぱいのまま電車に揺られ30分。

尼崎のホテルで明日に備えた。

※使える小技

決起会で教えてもらった。

塩タブをチャック付きの袋に袋からだして入れておく。(最悪安全ピンがはいっている袋もあり)

レース中袋を破く手間がないので食べやすい。

これはなかなか使えるのでお試しください。

マラソン当日

神戸マラソン当日の朝。

6:40。

ホテルを出ると外は雨。

天気予報は曇りだったのでやられました。

折りたたみ傘をだして尼崎駅へ。

電車内はランナーで満員状態。

三宮に到着すると地下街を通ってスタート会場へ向かった。

昨日のメンバーで合流した後はそれぞれのスタートブロックに分かれた。

雨は上がっていたが気温はひんやりしていて肌寒い。

こういう時は100均のレインコートが本当に役に立つ。

防寒対策には必須アイテムだ。

羽織ってスタートに備えた。

トイレを済ませスタート地点へ向かいます。

スタート30分前はいつものカツサプを補給。

足攣り対策はこれに限ります。

カツサプはレース中の筋疲労による筋ケイレン(足攣り)を抑止してくれます。

私は勝負レースの際に毎回使用しています。

大会翌日、疲労した体を”最短期間”で回復させてくれる補給食になります。

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スタート5分前。

ひまわりカラーの黄色い手袋を空に掲げありがとうの気持ちを伝えます。

復興を遂げ新たなステージへ進む神戸の街を一斉に駆け抜けます。

スタート~19km折り返し地点

目標は3:15:00切り。

1km平均ペースは4:35。

天気は曇り。

風が強い予報でしたがスタート時はそこまで気にならず記録を狙うにはまずまずの好条件。

Cブロックからのスタートだったのでスタートしてから2kmまでは前が詰まり気味。

焦ってもしょうがないのでたんたんと走りました。

人生初の都市型マラソンだったので沿道の応援が途切れないことに驚いた。

これは相当なパワーがいただける。

13km地点ではラン友さんの一声「みつさん、行ったれー‼」はとてもうれしかった。

よしっ‼

新たに頑張ろうという気持ちになった。

19km地点の折り返しまで気になっていた風はほとんど気にならずペースも4:35をキープ。

予定通りに進んでいた。

19km折り返し地点~30km

ハーフの中間点を過ぎ25km~30kmまでは再び海沿いコースへ。

ここで初めて向かい風を感じ始める。

どうやら行きは追い風だったからあまり気にならなかったみたい。

予報は風速8~10mでもっと強い風を想定していたから思ったより走れる風で助かった。

今年3月に開催された愛知県のにしおマラソンでは台風並みの風を経験していたのも大きかった笑。

若干ペースは落ちたがこのペース(1km4:45)で粘れれば行けると気持ちを切らさず走っていた。

30km~35km

30kmを過ぎてから脚に疲労が溜まってきたのが分かった。

今までのような走りができていないのを実感。

前半のように力が入らずフォームも崩れてきた。

マラソンは30kmからが本当のマラソン。

ここからはどこまで粘れるかが勝負だ。

「絶対に粘る」

残り10km、覚悟を持って集中した。

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35km。

再びラン友さんが応援してくれた。

この応援を力に変えたかったが、、。

ペースは落ちて(キロ5:00)

目標の3:15:00切りは難しくなってきたがこのままいけばPB更新は大丈夫なはず。

37kmから始まる浜手バイパスの激坂に向け気合いが入った。

37km~40km

いざ浜手バイパスの坂を見たら。

まじか、、。

確かに厳しい坂。

目線を下に落とし歩幅を小さくして走った。

思ったより距離があり脚が止まりそうになったので腕ふりを大きくした。

この時ふくらはぎが攣り始めていた。

あと4kmなんとかもってくれ、祈りながら走った。

2段階の坂を上りきり、下りに入った途端「ピキッ」。

左ふくらはぎが見事に攣った。

「痛たたたたたー」

脚を止めた。

過去に経験したことない痛みで座ることもできない。

立ったまま悶絶していた。

その横を次々とランナーが走り去っていく。

時計は進んでいくし焦った。

パニックになった。

今走りだせばまだPB更新はできると走り出したが5歩くらい進んだらまた左ふくらはぎが攣った。

「あぁーーーーー」

さっきより強い痛み。

道路に座り込み動けなくなった。

橋の上にいたドクターが座り込んでいる自分を見つけてくれた。

「大丈夫ですか?」

正直大丈夫なのか大丈夫じゃないのか分からなかったがとりあえず大丈夫ですと答えた。

「行きます」といい起き上がろうとしたら再び足が攣る。

自分の脚がどうなっているのか初めての経験でよく分からない。

ドクターが経口補水液を紙コップに入れてくれたのでとりあえず飲んだ。

「大丈夫ですか?」

「あと4kmです、頑張ってください」

声をかけてくれた。

ありがとうございます。

感謝しかなかった。

恐る恐る歩き始め大丈夫そうだったのでゆっくり走り出した。

40km~ゴール

あれからも脚攣りを繰り返していた。

泣きそうだったが残り2kmまで来た。

ペースはキロ6:30。

この時から時計を気にするのはやめた。

ここからの2kmがとんでもなく長く感じた。

こんな長いラスト2kmは初めてだった。

自分の横を最後の力を振り絞って走っていくランナーが羨ましかった。

やっぱりラストは苦しいながらも力を出し切りたかった。

何人のランナーに抜かれていったことか。

マラソンを始めてこのような経験は初めてだったので本当に悔しかった。

最後の力を出したかったが力を入れたらまた攣るんじゃないかという恐怖に襲われ脚をかばいながら走ることしかできなかった。

残り1km。

走れないなりに最後の力をだした。

スピードは遅いがこの神戸マラソンの為に今まで練習したきたことを振り返りながら気持ちで走った。

最後の直線。

8割くらいのダッシュでゴールした。

なんとかゴールできた。

橋の上で悶絶していた時はどうなるのか分からなかったがとりあえずゴールできてホッとした。

一緒に参加した仲間が待っていてくれた。

仲間の顔を見たら結果の事は忘れ笑顔に変わった。

まとめ

神戸マラソン。

都市型マラソンは人生初。

大会規模や沿道の応援が本当にすごかった。

圧倒的な高揚感があった。

今回自分にとって厳しめな目標を設定して挑んだ。

もちろん無謀な設定ではなく自分の中で達成できる可能性があるライン。

どこまでやれるのか挑戦したかった。

結果は達成できなかったけど35km過ぎまで諦めずに攻めの走りができたことは自信になった。

脚攣りで悶絶したのも初めての経験。

おそらく塩分と水分不足だったと思う。

初めてというのはどうなってしまうのか分からないからパニックになる。

でもこの試練を乗り越えてゴールできたことは次にきっと繋がるはず。

いい時もそうでない時もそりゃあります。

うまくいかない時があるからまた頑張れる。

挑戦してる時が一番楽しいですし。

今より成長できるようまた新たに練習していきます。

次の大会、みえ松阪マラソン(12/18)でリベンジしてきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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