刈谷市かきつばたマラソン【目標は10km40分切り】憧れのキロ4切りは達成できたのか⁉

大会記事

みなさんこんにちは。

ラン歴10年サブ3.5ランナー(3:24:07)のみつ(@hiroki.mitsunaga)が2023/2/5に開催された【刈谷市かきつばたマラソン・10kmの部】に初挑戦してきました。

愛知県刈谷市総合運動公園内のウェーブスタジアム刈谷で開催。

1.5km、3km、10kmの3部門があります。

10kmレースに出るのは去年の12月に参加した東海ハーフマラソン(10km)以来人生2回目になります。

今回は記録(40分切り)を狙いにいったためレース中の写真を撮っていません。

スタート前、ゴール後、ラン友さんが撮ってくれた写真になりますのでよろしく願いします。

刈谷市かきつばたマラソン2023の動画になります【Instagramリール】

この記事を執筆している筆者の簡単なプロフィールになります。アシックス大好きランナーでもあります。

  • 34歳(はじめは10km走れない状態)からランニングを始め現在44歳
  • フルマラソン3:24:07(2022) みえ松阪マラソン
  • ハーフマラソン1:29:29(2022)ぎふ清流ハーフマラソン
  • 100kmトレイルランニング完走20:26:48(2022)奥信濃100
  • 100kmウルトラマラソン完走13:28:26(2022)野辺山
筆者

結果

刈谷市かきつばたマラソン(10km)の結果になります。

記録:39:27 

目標にしてきた40分切りを達成することができました。

自己ベスト(40:04)から37秒更新。

去年の12月に出場した東海ハーフマラソン(10km)は40:04。

40分切りが目標でしたが5秒足りずとても悔しい思いをしました。

あと5秒…。

あれから2か月、この大会で何としても40分切りを決めたくて。

苦手で嫌いなスピード走に重点を置いてずっと練習してきました。

会場入り

2月5日。天気は快晴、風は無風。

絶好のマラソン日和になりました。

受付をしにウィングアリーナ刈谷へ。ゼッケン、参加賞の引き換えに。

ゼッケンが過去一でかくて苦笑い。参加賞はTシャツになります。

10kmコースの地図が張り出してあったけど高低図がいまいち分からない。

アップダウンがあるのかな。

その後はすぐ横にあるウェーブスタジアム刈谷へ移動。

立派なスタジアムでテンションが上がります。

今回は仮装好きランナーの集まりで【鬼滅隊】というグループで参加。

のぼりやTシャツもあるんですよ。

名前は鬼滅隊ですが自由に好きな仮装を楽しんでいます。

スタートは10:40。

時間はまだたっぷりあるのでいろんな方とお話タイム。

ぽかぽか太陽を浴びながら手作りおにぎりを食べてのんびりしていました。

スタート45分前、10kmレースなのでウォーミングアップはしっかりと。

心拍をあげるためにダッシュを3回ほどして準備完了。

スタートを待ちました。

会場横には屋台がでていました。

スタート

目標は『40分切り』。

1km4分ペースをイメージして。

イメージしただけで心が折れそうになった笑。

普段キロ4ペースなんて走らないし。

レース中に坂がないことを願うばかり。

10:40、号砲が鳴った。

トラックを一周まわっていざ外へ。

応援してくれる人がたくさんいてパワーをいただけます。

1km通過、時計を見ると3:49。

スタート直後の興奮状態もありやっぱり速くなる。いかんいかん。

冷静に一度リラックスして肩の力を抜く。フーーーー。

頭の中は「頑張らない」「ラクに」。

今回はこの作戦で。

河川敷に降りていくと足場が大きな石エリアになる所があったけど思ったより気にならなくて一安心。

こけないよう注意しながら走った。

2km~5kmは田んぼエリアを走ります。

基本フラットコースで坂という坂はない。

風もなかったので言い訳できないコンディション。

5kmまで平均ペース3:57くらいで走っていた。

ここまでは予定通り。

この大会で「40分切りする」、改めて覚悟を決めた。

6km~7km

6km~7km。

この区間が一番きつかった。

ペースも4:01に。

4分をはじめて超えた。

諦めたくない。

ここで諦めたら今まで走ってきた6km、そして40分切りするために頑張ってきた練習がもったいない。

いける、絶対いける。

経験したことない壁を乗り越える時ってもう気持ちしかない。

8km~9km

8km~9km。

自分の走りに集中した。

うまく説明できないが集中できていたと思う。

きついのはきついけど呼吸も足もまだわずかに力が残っていた。

スタジアム近くに戻ってくると再び応援してくれる人が。

「みつくんがんばれ!」

ラン友さんが声をかけてくれた。

この一言は限界と戦っている時には特に響く。

苦しい時、諦めかけそうになる時、今まで応援の力に何回救われてきたか。

ひとりだったらおそらく集中力が切れてペースが落ちていたと思う。

声援のおかげでもう一回スイッチを入れ直すことができた。

8km:3:50

9km:3:58

再び3分台に。

残り1km。なんとしても…。

ラスト1km

泣いても笑ってもラスト1km。

足攣りの心配はなさそう、今に集中した。

あと1km。

頑張るんだけど頑張らない。

頭で考えるがもうよく分からない。

「みつくん、ラストっ!」

再び応援してくれる声が聞こえた。

心が叫んでいた。(ウォーーーーー!!!)

スラムダンクのゴリ(赤木)状態。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」安西先生の声が聞こえたような…笑。

力はもうほとんど残っていなかったので手をあげて応えるのが精一杯。

トラックに入り残り300m。

時計はラスト1kmになってからは見ていない。

いける、いけるいける

腕を大きく振って体幹に力を入れて集中した。

カーブを曲がり切りラスト100m。

スタジアムの客席から聞こえる声援を受けながらゴールした。

大時計はあったのかな?分からなかったので自分の時計を見た。

39:18。

多少の誤差はあるにせよ40分は切れたと思う。

一気に嬉しさがこみ上げてきた。

あーーーー、解放された。

10km40分切りで走れる日がやってくるなんて…。

信じられなかった。

本当に自分がやったのか⁈夢じゃないのか。

諦めず目の前の目標を一段一段登ってきたらこんな世界が待っているなんて。

うまくいかない時の方が圧倒的に多いけどできないことができるようになる喜びはたまらない。

だからやめられないんだろうな。

大会でお会いした皆さまからたくさんのパワーをいただきました。

楽しい時間をありがとうございました。

まとめ

10km「40分切り」を目指して刈谷市かきつばたマラソンに挑戦してきました。

普段キロ4ペースで走ることなんてないので正直ぶっつけ本番である。

「頑張らない」「ラクに」を意識して。

6~7kmの区間が一番きつくペースも4:01に。

4分をはじめて超えた。

でもここで諦めずに気持ちを立て直せたのがよかった。

負けそうになるタイミングはレース中毎回必ずあるけどその瞬間をどう乗り越えるか。

乗り越えた先に自分の壁を突破できるのだと思う。

ひとりだったら諦めていたかもしれないけど応援してくれる人がいる。

その言葉に何としても応えたい。

だから頑張れる。

一緒に頑張る仲間がいる。

だから頑張れる。

マラソンはひとりだけの力より多くの力があわさると能力以上の力が発揮される。

これは本当にすごいと思う。

40分切りできたのは自分ひとりの力じゃない。

多くの力があわさったから達成できたと思う。

走っている時はひとりだけど心の中はひとりじゃないんですよね。

だからやめられないんだろうな、走ることが。

次の挑戦は2月26日開催の大阪マラソン。

今シーズン最後のフルマラソン。

目標は自己ベスト更新の「3:24:07切り」。

大丈夫、きっとうまくいく。

チャレンジしたものだけが味わえる最大の快感を再び。

失敗を恐れず自分を信じて戦ってきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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