【おかやまマラソン2024】3時間10分切りに挑戦/ランブログ/将来の目標はサブ3

大会記事

みなさんこんにちは。

ラン歴11年サブ3.5ランナー(3:17:58)のみつ(@hiroki.mitsunaga)が2024/11/10に開催されたおかやまマラソンに参加してきました。

フルマラソンは今年2月開催の大阪マラソン以来8か月ぶりの参加になります。

今回の目標は2つ。

自己ベスト更新(3:17:58)と3時間10分切り。

今シーズンに向けてしっかり練習を積んできたのでどれだけ成長できたか楽しみでもあります。

レース内容をすぐに読みたい方は

「4.スタート」からご覧ください。

長文になりますが最後までお付き合いいただけたらうれしいです。

【おかやまマラソン】レース当日(Instagramリール)

【おかやまマラソン】前日受付(Instagramリール)

この記事を執筆している筆者の簡単なプロフィールになります。

現在の目標はマラソンサブ3。

アシックス大好きランナーでもあります。

  • 34歳(はじめは10km走れない状態)からランニングを始め現在45歳
  • 初フルマラソン5:35:29(2015) 名古屋アドベンチャーマラソン
  • フルマラソン3:17:58(2024) 姫路城マラソン
  • ハーフマラソン1:27:20(2024)東京レガシ―ハーフマラソン
  • 10km39:27(2023) 刈谷市かきつばたマラソン
  • 100kmトレイルランニング完走24:05:29(2024)志賀高原100
  • 100kmウルトラマラソン完走11:41:38(2024)飛騨高山
  • 118kmウルトラマラソン完走14:32:45(2023)チャレンジ富士五湖
  • 100マイルトレイルランニング完走44:15:44(2024) Mt.FUJI100
筆者 Mt.FUJI100 2024 100マイル

結果

おかやまマラソン2024の結果になります。

グロス:3:15:03

ネット:3:14:26 (PB)

自己ベスト更新することができました(3:17:58→3:14:26)3分32秒更新

去年のおかやまマラソンでは足攣りで大撃沈、とても悔しい思いをしたのでその雪辱は果たせたかな。

ただもう一つの目標、3時間10分切りには届かず。

ゴールした時は嬉しさ半分、悔しさ半分だった。

自分の中では達成できると思っていたので。

フルマラソンは本当に難しい。

そう思う一方で簡単にいかないからこそおもしろいって最近思えるようになってきた。

いつかは憧れのサブ3へ。

そのためにもまずは3時間10分切りの壁を次のレースで超えたいです(12/1防府読売マラソン)

コース

おかやまマラソンホームページ
山陽新聞

おかやまマラソンのスタートはジップアリーナ岡山前。

ゴールはシティライトスタジアム。

コースは基本フラットなのでタイムは狙いやすいです。

30kmで現れる岡南大橋(こうなんおおはし)は16.9mの高さ。

この場所が最高地点になりますが私がこれまで経験してきた大会と比べるとそこまできつくはありません。

応援は常に盛り上がっているしエイドもかなり充実。

1kmごとの距離表示の下には川柳でランナーを応援してくれます。

おかやまマラソン2024川柳

最優秀作品 

・ゴールまで心の聖火絶やさずに

優秀作品

・完走の汗と自信が明日を呼ぶ

・晴れの国ここがわたしのパリ五輪

・殿さまも天守で応援晴れの国

山陽新聞
おかやまマラソンパンフレット

おかやまマラソン2024の気象条件はこちらになります↓

30km以降は暑くなってきて頭から水を被ってました。

当日の朝

5:00

起床。

朝ごはんは前日に用意しておいたおにぎりと味噌汁。

6:50

ホテルを出発。

会場のジップアリーナまでは徒歩20分。

朝の空気は冷たく澄んでいた。

会場に到着するとラン友さんと合流。

会話してストレッチしてスタート前はリラックスできました。

朝ごはん

7:28

空には太陽が昇り始め暑くなる予感がしていた。

今回のレースシューズはアシックスのマジックスピード4。

カーボンシューズなので最後まで足がもってくれるか心配でもあった。

マジックスピード4

7:57

手荷物預けのためジップアリーナに入ると習字で書かれたメッセージが去年に引き続きランナーを応援してくれます。

ゼッケン番号が書かれた紙を荷物に直接くくりつける形でビニール袋は無し。

8:23

トイレを済ませAブロックに並ぶ(最終締め切りは8:29)

スタートゲート前では大きな旗が振られており、お祭りを連想させるにぎやかな音楽が流れています。

あれはリラックスできてとてもいい。

その後は有森裕子さんの応援トーク。

毎年のようだがフォーーーーと大声で叫んでランナーを盛り上げてくれます。

8:44

スタート1分前。

大きく深呼吸して気持ちを落ち着かせる。

今回の目標は2つ。

自己ベスト更新(3:17:58)と3時間10分切り。

夏場の走り込み、スピード練習はしっかりやってきた。

ここまでマラソンの練習を真剣にやったのはおそらく初めてだと思う。

だから自信はあった。

準備は全て整った。

あとは自分を信じておかやまマラソンを楽しむのみ。

スタート~10km

8:45

おかやまマラソンがスタートした。

気温12.5℃、湿度60%。

風速北西0.2m、天候は晴れ。

太陽の日差しはあったが気持ちいいコンディションだった。

前日のトークショーで有森さんが言っていたがおかやまマラソンはスタート整列時に先頭から最後のランナーまでが一直線に並べるらしい。

たしかにそんな大会なかなかないかも。

今回はAブロックスタート。

その前にSブロックの人もいるがスタートゲートからはとても近い距離だった。

号砲が鳴って37秒後にスタートラインを通過した。

今回の設定ペースは【4:25~4:30】

ちなみに4:30ペースで走り切ると3時間10分切りが可能になる。

スタート直後の渋滞はそこまでひどくなかったがさすがに本来のペースは刻めない。

1km

5:00

まーこれくらいなら許容範囲。

渋滞がおさまるのをじっと待った。

はじめは岡山駅に向かって走るのだがとにかく応援がすごい。

今年は1万6000人のランナーに対して13万人の応援があったみたい。

これが多いのかはよく分からないが沿道には応援の人がずーーーっと続いていた。

横を見れば路面電車も走っている。

この雰囲気とても好きなやつ。

岡山駅前を左折すると緩やかな坂を上っていく。

今回の作戦は30kmまでイーブンペースを保って残り12kmはとにかく粘ること。

前半は人の流れに惑わされず自分のリズムを意識して。

桃太郎大通りを通って市役所筋を走って行きます。

設定ペースは【4:25~4:30】

2km 4:35

3km 4:36

4km 4:27

5km 4:23

6km 4:30

7km 4:32

8km 4:32

9km 4:33

10km 4:31

若干遅めだったがネガティブスプリットなのでよし。

突っ込み過ぎだけは絶対に避けたかったので。

1km以降渋滞はゆるやかに緩和されていった。

10km~20km

10km

岡山の繁華街を過ぎると倉敷川方面に向かって南下していきます。

ここでしんごさんに追いつく。

頭にゴリラのぬいぐるみがのっているのでとても見つけやすい。

「がんばりましょう」とエール交換した。

太陽の日差しはあったが今のところそこまでは気にならない感じ。

10kmまではウォーミングアップの意識で走った。

体は徐々に軽くなり今日はいけそうかも、、、気持ちは前向きだった。

前方にエイドが見えるとボランティアさんが手のひらにブドウを載せて差し出している。

緑の宝石、シャインマスカット「晴王」だった。

やっぱり岡山はシャインマスカットだね。

ちゃんと掴みたい。

絶対に落としたくない。

スピードを少しだけ緩め確実にキャッチした。

口の中に放り込む。

あー、この香り。

最高でしょ。

何とも言えない至福に包まれた。

おかやまマラソンの道路は基本2車線なので走りやすい。

※私は別大や大阪マラソンなど3車線以上ある広い道路を走るのがあまり好きではない。

自分のスピード感がつかみにくいし応援との距離が遠いのもあるし。

対象物が近くにないと目の前の空間が広すぎて走りにくく感じてしまう。

改めて大都市マラソンより中都市マラソンの方が好きだと思った。

走っていて飽きがこないのがおかやまマラソンの特徴。

吹奏楽、バンド、和太鼓、踊りなどお祭りのような応援が多く、心の中を常に楽しい気持ちで満たしてくれます。

私が参加したマラソン大会の中では1位、2位を争う好きな大会です。

(ちなみにもう一つは姫路城マラソン)

去年も感じたがここまでの応援はなかなかないんじゃないかな。

応援の力で記録も狙えるはず。

15kmを過ぎると折り返しランナーとのスライド区間が始まります。

今回のおかやまマラソンは知ってる人がそんなにいないのでそこまで気にせず走った。

、、、。

ん?

エイドには紙コップが置いてあるがどうやらドリンクではなさそうだ。

何が入ってるのかな。

ひとつ掴み中をのぞくと桃が入っていた。

「清水白桃コンポート」

さすがフルーツ王国おかやま。

おかやま最高と思った。

18km

1回目の折り返し地点を回るとコースの一番左側を走った。

ここまでは順調。

いったん気持ちを落ち着かせようと思ったその時、反対車線から声が聞こえてきた。

「みつくんファイトー!」

顔を向けるとみささんだった。

ちょうどその場所は橋になっていて距離が離れていたにもかかわらずよく見つけてくれたなー。

元気もらったよ、ありがとう。

「みささんがんばれー!」

自分も声援を送り、がんばろうと思った。

その少し先でまた声が聞こえてきた。

「みつながさーん!」

今度は7月の志賀高原100でご一緒だったあきのさんだった。

自分も大声で名前を呼び返した。

続くときは続くんですよね。

スライド応援は本当にパワーをいただける。

気持ち的にはとてもいい状態で20kmを向かえた。

設定ペースは【4:25~4:30】

11km 4:27

12km 4:31

13km 4:29

14km 4:31

15km 4:29

16km 4:27

17km 4:29

18km 4:27

19km 4:22

20km 4:28

この10kmはほぼ想定通り。

体も足も問題なし、今日はいけると思った。

20km~30km

20km

徐々に暑さが気になり始める。

脱水や熱中症には気を付けないと。

給水所ではこまめに水を飲み頭や首に水をかけた。

21kmを過ぎると中間点の看板が目に入った。

3時間10分切りを目指しているのでハーフのタイムがどれくらいか気になる。

果たしてタイムは?

、、、。

1:34:35

自分が想定していたタイムそのものだった。

仮に後半も同じタイムで走ったら3時間9分10秒になる。

まだ49秒貯金があるし、余裕はあった。

このまま後半もペースをキープ、もしくはもう5秒上げてもいいかなという感覚だった。

どうしようかな。

少しの間考えていたが今一度冷静になりなさいという自分がいた。

最近のレースでは中間点でこう思っても最終的には見事なビルドダウンになる流れ。

30km以降辛いレースがほとんどだったのでペースを上げるという選択肢はいったん却下。

3時間10分切りを目指すならイーブンキープの一択だった。

考え方も昔よりだいぶ変わってきた。

速い人の意見を聞いたり自分の経験を活かしてみると実際には中間点だけどまだ半分じゃない。

自分の中の中間点は30kmに設定している。

脳を騙したり、気持ちをコントロールすることはとても大切なこと。

こういう考えになってからは20km~30kmが楽に走れるようになった気がする。

千両街道を過ぎると25km地点が現れた。

設定ペースは【4:25~4:30】

21km 4:27

22km 4:29

23km 4:33

24km 4:26

25km 4:36

体の異変はそこまでない。

まだ大丈夫。

3時間10分の壁を打ち破りたい。

おかやまマラソン最大の難所は30kmから現れる岡南大橋(こうなんおおはし)である。

高さは16.9m。

ただ去年初めて岡南大橋を経験したが思ったよりはきつくない。

私が比較できる大会としては神戸マラソンの浜手バイパス、みえ松阪マラソンのトンネル手前の坂、にしおマラソンの激坂。

どれももっときつかった。

だから岡南大橋は一瞬で終わるイメージなのです。

30kmまではこのまま行きたい、そう思いながら走った。

設定ペースは【4:25~4:30】

26km 4:33

27km 4:28

28km 4:39

29km 4:35

30km 4:33

足が少し重くなってきたがまだペースは保てている。

足攣りの前兆も今のところなし。

夏場の練習のおかげだと思った。

30km~35km

30km

目の前には坂。

岡南大橋がついに姿を現した。

ペースは多少落ちるが気にしない。

時計は見ないでたんたんと進む。

大丈夫。

視線を下に落とし魔法の言葉「大丈夫」を心の中で何度もつぶやいていた。

前方を見るとランナーが道路の中央に歩み寄っていく。

視線の先には有森裕子さんが両手を広げてスタンバっていた。

去年ハイタッチしてもらいものすごく元気をいただいたので今年もお願いしますと中央にコースを変えていく。

そして右手でタッチしてもらった。

声を出しながら全力で応援している有森さんの姿を見たら自分も負けてられないと思った。

残り12km。

何としても粘りたい。

気持ちを強く持った。

坂を無事に上り終えると岡山の雄大な山々と旭川の絶景がお出迎えしてくれます。

一瞬だったが最高の景色に癒された。

上り切ったあとは下りが始まる。

ここまで30km走っているのでダメージは最小限に抑えたい。

後半必ず足に影響してくるから。

自分の横を走り去っていくランナーの事は考えず丁寧に走った。

坂を下り終えると第2折り返し地点が現れた。

慎重にゆっくり回る。

どうやらこの先にはラーメンエイドがあるみたい。

ただコース上ではなく右手の空き地スペースに入って行かないといけない。

この時点で失速していたら寄ってもいいかなと思っていたがまだ順調で望みありの状態。

食べたい気持ちをグッとこらえここはスルーした。

タイムを狙っているからやむを得なかった。

(ただ前方にいた3名はラーメンエイドへ入って行った。このくらいのタイムでも入って行く人はいるんだね)

エイドを満喫しながら走るマラソンもいつかはやってみたいと思いながらラーメンエイドを後にした。

さようならー。

32km

ここからは旭川の土手沿いをひたすら走って行く。

景色があまり変わらないこの土手沿いはけっこうきつい。

39kmまで緩やかな上りが続いていくので疲れた足にじわじわこたえてくる。

去年は31km地点で4分台のペースを維持できなくなった。

それを思うとまだ4分台を保てているので成長を感じていた。

今年はこのまま最後まで行けるのか?

足攣りの前兆は現れないのか?

不安な気持ちを抱えながら走っていた。

設定ペースは【4:25~4:30】

31km 4:43

32km 4:39

緩やかな上りとはいえペースが10秒ほど落ちてきた。

ここは踏ん張りどころ。

この辺りから歩いたり止まったりしているランナーが増えてきた。

Sブロックの人でも足攣りで苦しんでいるみたい。

去年よりそういう人たちが多い気がした。

32.5km。

頼むからあと10kmもってくれ、そう思った数秒後、、、。

奴は突然やって来た。

ピクピク。

足攣りの前兆だった。

右太ももの裏側。

やめてくれ。

思うようにいかないのがマラソンである。

もう少し粘りたかったが現実を変えることはできない。

受け入れるしかなかった。

このシチュエーション、過去に何回も経験してきた。

焦るな、落ち着け。

今まではベストを更新したい気持ちが強すぎてペースを緩めず走った結果、毎回足が攣って止まる流れに。

その後は次々とランナーに抜かされていった。

あの悔しさはもう味わいたくない。

いい加減学ばないと。

いろんな方にアドバイスをもらってきた中で実践してみたいことがひとつあった。

それはペースを少しだけ落としてみること(10秒~15秒)

今ここで試さなかったら絶対に後悔する。

そう思うと悔しい気持ちもあったが意図的にペースを落とした。

設定ペースは【4:25~4:30】

33km 4:50

34km 4:49

35km 4:55

定期的に訪れるピクピク。

その度ペースを緩めた。

しばらくすると落ち着くがまたピクピクがやってくる。

ずっとこの繰り返しだった。

35km~40km

35km

さらに足が動かなくなってきた。

上半身や心肺はまだ元気だったが右太もも裏は悲鳴を上げていた。

頼むから治まってくれと祈るが一向に変わらない。

、、、。

何か流れを変えたい。

そう思うと次のエイドに寄ることを決めた。

エイドまで○○mという看板。

何があるんだろう。

少しワクワクな気持ちに。

脳の中は足攣りからエイドの給食に切り替わった。

エイドが前方に現れ箱の中身を確認する。

手に取って見てみるとずっしり重い四角い物体。

「高瀬舟羊羹」だった。

お腹が減っているかどうかはさておきこの羊羹が足攣りから解放してくれるきっかけになるかもしれない。

そんな期待を抱きながら包み紙をはがしていく。

ここで頭をよぎったのが去年のおかやまマラソンで起こったきびだんご事件。

きびだんごの包み紙がうまくはがせずその直後に足攣りで動けなくなったのだ。

あの悪夢が再び蘇る。

指先を慎重に動かしていく。

すると羊羹の包み紙はきれいにはがれてくれた。

ふー、とりあえずは一安心。

大きめの羊羹をふた口で食べきった。

この羊羹のおかげで脳の中は一瞬だけ足攣りから解放された。

37km

左手沿道には見たことある人の姿が。

タカヤマラソンさんだった。

ユーチューブはよく拝見していたので本人がいてテンションが上がった⤴

「いつもユーチューブ見てます」と言うと「ファイト」と一言。

ハイタッチもしてもらい元気をいただいた。

38km

右太もも裏は今にも攣りそうな状態だった。

頼むからゴールまでもってくれ、そう願うがその時はついにやって来た。

ピキーーーン。

やばっ。

一気にスピードを落とす。

止まるのだけは絶対に避けたかったのでさらにスピードを抑えた。

前を見るとボランティアさんがランナーに付き添ってスプレーをかけている。

まじですか⁈

神アイテムを発見。

その瞬間を見逃さなかった。

頼れるものは頼りたい。

声を掛けるモードに入った。

前のランナーが走り出すのを確認すると

「すいません、スプレーお願いできますか?」と伝えた。

右太もも裏を指差すと勢いよく噴射してもらった。

「ありがとうございます」

効果があるかはさておき、かけてもらったことで安心感をいただいた。

設定ペースは【4:25~4:30】

36km 4:59

37km 4:59

38km 5:05

39km 5:15

40km 5:05

38kmのラップタイムが初めて5分台に突入した。

キロ5を保つのがもう限界だった。

3時間10分切りは厳しくなったが止まらなければPBはいけるはず。

残り2kmの戦いが始まった。

40km~ゴール

40km

万跨線橋、最後の上りに入った。

腕を大きく振り上半身の力で進んでいく。

ペースはもう上げられない。

後ろから来るランナーに一人、二人と抜かされていく。

大丈夫。

問題ない。

今やれることに集中した。

沿道の応援がずっと続いている。

ゴールまであと少しなのが伝わってきた。

反対車線から「みつくんファイトー!」と大きな声が聞こえてきた。

まっちゃんさんだった。

最後の最後で力をもらった。

41km 5:13

もう時計は見ない。

苦しいけどゴールまで楽しむ。

自分に言い聞かせると無理やり笑顔を作った。

前方には大きな建物。

シティライトスタジアムが姿を現した。

32km以降ずっと足が攣りそうだったけど一度も止まることはなかった。

ペースを緩めたらいったん状態は落ち着く。

そのことが分かっただけでも収穫はあった。

あと少し。

粘れ粘れ粘れ。

42km 5:05

この1km、4分台に戻したくてもう一回気合いを入れたが、、、。

これが今できる精一杯の走りだった。

競技場内に入るとゴール地点を確認した。

残りは300m。

歩かずここまでよく耐えた。

最後はずっと我慢だったけど辛抱強く粘り切った。

サブ3という目標があったから今日まで頑張ることができた。

一人じゃできない練習も仲間がいたから頑張ることができた。

目標と仲間。

強くなるためにはどちらも必要だと感じた。

今回は3時間10分の壁に跳ね返されたけど過去の自分は超えることができそうだ。

まだ成長できてる。

そう思うと目から涙が溢れそうになった。

嬉しい気持ちと悔しい気持ち。

両方の気持ちを抱えながら最後はゴールした。

前日受付

前日は新幹線で名古屋から岡山へ(9:26→11:02)

到着後はお昼を食べに行く。

中華そば 山富士

甘めの醤油ラーメン、美味かったです。

12:05

受付会場のシップアリーナに到着。

受付を済ませるとメッセージボードに意気込みを書く。

【PB更新 みつ】

外に出るとたくさんの屋台やトークショーが行われていて盛り上がっていた。

13:00

しんごさん、岡崎さんと合流した。

新庄村の名物牛餅丼をいただく。

米の代わりにひめのもちが入っていてなかなかおもしろいアイデア。

餅と牛丼、相性よかったです。

会場を後にして岡山駅方面に歩いているとよりちゃん、あきちゃん、にしやんさんグループと遭遇。

岡山の地で愛知のラン友さんに会えるのはやっぱりうれしいな。

男子3名、途中で甘いものが食べたくなり急遽喫茶店へ。

コーヒーゼリーソフトクリームで生き返った。

宿泊&夕食

16:00

岡山グリーンホテルにチェックイン。

明日の準備を済ませるとしばしの間休憩。

19:00

夕食は讃岐の男うどん本店へ。

親子丼とうどんのセット。

うどんの出汁があっさりで好みの味でした。

下:参加賞のTシャツ

打ち上げ

レース後はスポーツジムのお風呂に入ってさっぱりした。

打ち上げまでまだ時間があったのでしんごさんと0次会で村瀬へ。

乾杯して楽しいひととき。

ご馳走様でした。

15:00

和食庵なかそねへ

岡崎さん、みささん、なおやん、よっしー合流。

飲み放題、食べ放題付きで一人3500円。

コスパ良すぎ。

楽しすぎた。

最高の時間をありがとうございました。

帰りの新幹線でもトークは尽きなかった。

まとめ

去年に引き続き参加したおかやまマラソン。

コース、応援、エイド、ボランティアさん、全てが自分好みの大会でした。

今回の目標は2つ。

自己ベスト更新(3:17:58)と3時間10分切り。

結果は3:14:26

自己ベストは3分32秒更新できて嬉しかったが3時間10分切りには届かなかった。

この夏から真剣にサブ3を目指して練習してきたがまだまだだった。

あれだけ練習してきたのに、、、。

これが正直な気持ちだった。

でも目標があったから今日まで楽しい毎日を送ることができました。

挑戦できるって幸せなこと、改めてそう思った。

もう少し時間がかかりそうだけど憧れのサブ3に向かってこれからも練習していきます。

次の挑戦は12/1防府読売マラソンになります。

おかやまマラソンよりは気温が下がってくれるはずなのでもう一度3時間10分切りを目指してみます。

失敗は成功するために必要な時間。

これからも挑戦を楽しんでいきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おまけ

おかやまマラソン2024完走メダル

備前焼と倉敷市児島で紡いだ真田紐

過去のおかやまマラソン 天候と完走率

参加賞 大手まんじゅうときむらやのパン

山陽新聞号外

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コメント

  1. 吉田祐也 より:

    お久し振りです。
    昨年コメントさせていただいた吉田です。
    おかやまマラソンお疲れ様でした。
    みつさんが今年も出走されるということをブログで知りましたので今年もお会いできるかと思い、当日探したのですが残念のがらお会いできませんでした。
    足が攣りそうになりながらのPB更新凄いです。
    更新おめでとうございます!!

    自分は今年、マジックスピード3で走り、最後まで足攣りなく走る事が出来ましたが目標であったサブ3.5は達成することが出来ませんでしたが、無事PB更新でき、3時間35分でゴール出来ました。

    自分は、愛媛マラソンに出走予定なのでそこでサブ3.5出来るようあと二ヶ月で仕上げて行こうと思っています。

    いつも刺激をもらいありがとうございます。
    昨日は防府読売マラソンお疲れ様でした。レースレポ楽しみにしています。

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