みなさんこんにちは。
ラン歴9年サブ3.5ランナー(3:26:15)のみつ(@tuyosikun)が2022/10/16に開催された【鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン】に初挑戦してきました。
開催地の三重県菰野町は山の街。ウルトラマラソンを思い出させる激坂ありの難コース。
地元の方の応援が温かくのどかでほのぼのとした大会です。
ハーフ、10km、3km、2km、ファミリーと5つの部門があるので誰でも気軽に参加しやすいです。
鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン(2022)に参加した時の大会動画です。【Instagramリール】
この記事を執筆している筆者の簡単なプロフィールになります。
- 34歳(10km走れない状態)からランニングを始め現在43歳
- 100kmトレイルランニング完走20:26:48(2022)奥信濃100
- 100kmウルトラマラソン完走13:28:26(2022)野辺山ウルトラマラソン
- ハーフマラソン1:29:29(2022)ぎふ清流ハーフマラソン

結果

結果は1:32:24。
目標は90分切りを設定していました。
10km付近が一番の難所で激坂なのはイメージしていたのですが実際走ってみたら想像以上の急勾配。
正直途中で歩いてしまおうか悩むレベルでした。
何とか歩かずに登り切りましたが一時ペースがキロ6:16まで落ちてしまいました。

あの坂は本当にきつかった。
高山や野辺山のウルトラマラソンを思い出した。
かもしかハーフマラソンでPB更新を目指そうとするにはかなりの強敵コースです。
駐車場&受付



大会会場は菰野町庁舎。駐車場はいくつかありますが会場近くの堤防沿いに駐車しました。
あたりは山と川の雄大な景色が広がっています。
会場に着くと検温して体調チェックシートを提出。その後参加用のリストバンドを腕に巻きます。
出展ブースも多数あり賑わっていました。
黄色のゲートはゴール専用になりスタートは別の地点からです。



大会名の鈴鹿山麓かもしかハーフマラソンの文字がでかでかと書かれたトラックはフォトスポットとなっていて多くのランナーが写真を撮っていました。
開会式も荷物預かりもトラックの荷台を活用。この大会はトラックが大活躍でした。
ラン友さん達と合流。ウォーミングアップや休憩をしてスタートを待ちました。




コースは8~11kmに激坂がありその他にもアップダウンが何回かあります。
大会のコースマップに記載されている高低図よりも実際は圧倒的にきつかったです笑。

スタート30分前は『カツサプ』を補給。


カツサプはレース中の筋疲労による筋ケイレンを抑止してくれます。
大会翌日のダメージを受けた体を、”最短の期間”で回復させてくれる補給食です。
公式サイトから購入する↓↓
カツサプはカツオのパワーで「パフォーマンスの向上」 「ダメージの軽減」「カツオの素早い回復力」を支える 画期的な運動補助食品です。
スタート

スタートは9:30。
太陽がでてきて気温もぐんぐん上がりまた夏が戻ってきたなと思う暑さでした。
整列した時はまだ走ってもいないのに水が飲みたくなりレース中は脱水と塩分補給には気を付けようと思った。
目の前には鈴鹿の山がそびえ立っていてスタート地点としては最高のロケーションです。
最近のマラソン大会はお気に入りのasicsマジックスピードで参加しています。

激坂はあるけど目標は90分切りで挑みました。キロ4:15ペース。
風船を付けた90分のペーサーの人がいたのではじめは同じ集団で走っていました。
しかしスタートして4~5kmくらいでこのペースではきついと判断。集団から離れました。
激坂のこともあってかキロ4:15より実際速かった。結果的にですがこの時離れた選択は正しかったです。
激坂

コースの試走をしていないので8km地点から始まる激坂がどのレベルなのか全く分からなかった。
いざ登りはじめるとペースが落ちる。そこから10kmあたりでさらに勾配が急になった。
走りながら思うことはペースを維持するというよりは歩かない。でもひょっとしたら歩いたほうがいいのかもと迷うくらいでした。
高山や野辺山ウルトラマラソンで走った激坂を思い出してしまった。

恐ろしい激坂。とてもタイムを競うコースではない。これは本当…。
ちょうどキツイ時に友達が応援してくれたので元気がでた。ありがとう。改めて止まらずに走ると決心して前に進んだ。
てっぺんが見えた。なんとか歩かずに登りきった。この時のペースは一番遅くキロ6:16。

自分にとってどのペースが正解だったのか分からなかったけど歩かなかったのは精神的にもよかった。
仮に歩いてしまったら集中していたものがプツっと切れてしまったかもしれない。


激くだり
坂を登り切った後はもちろんくだり。それも激くだり。
登りで前ももの筋肉が疲労しているのが分かったのでちゃんと走れるか不安だった。
いざくだり始めると思ったより足は動いた。ただスピードがでるでる。ブレーキをかけるのはもったいないし、突っ込みすぎても足へのダメージが大きいし。
どのくらいのペースがいいのか分からないまま勘と感覚を頼りに突き進んだ。一番速い時でキロ3:40で走っていた。
藤原新さんと出会う

13km過ぎくらいでゲストランナーの藤原新さんを発見。
スピードを落として走ってくれていたのでランナーが横に追いついて一言しゃべってグータッチしている姿が目に入った。
ランスマ倶楽部でよく見ていたので本物だとテンションがあがる。
横に並んだ時に「いつもランスマ楽しく見ています」と伝えたらグータッチしてくれて「がんばって‼」と一言声をかけてくれました。

めっちゃ嬉しかったです。一気に疲れが吹っ飛びました。
レース中にこんな気持ちになったのは初めてかもしれない。嬉しさのアドレナリンがでてたんだろう。
気持ちの変化で脳のスイッチが切り替わったのを実感できた。
やっぱり応援の力は改めてすごいと思った。
ラスト4km
アップダウンはあったけど10km地点の激坂を思えばたいしたことはない。
後半ペースがもう少し落ちると思っていたけど案外粘れていた。藤原新さんに出会えたのは本当に力になった。
90分切りはさすがに厳しくなったけど今できるベストを尽くしたいという気持ちで走った。
途中10kmの部のランナーとコースが合流したので人の密度が一気に増加。ラスト4kmだったのでみんな必死でした。
当たり前ですが10kmの方とペースが違ったので少し走りづらかったところはあったけどそれはみんな一緒。
いままでの道中、同じペースで走ってきたランナーの背中だけを追いかけて走っていました。
ラスト1km

ラスト1km。ゴールまでは緩やかなくだりだからスピードがあがる。全ての力を振り絞って走った。
道路の両脇には応援してくれる方でいっぱい。あの光景は本当に気持ちがよかった。
そして最後カーブを曲がり直線でゴール。黄色のゴールゲートが見えた。
ゴーール‼
一緒に参加した友達が待っていてくれて写真を撮ってくれた。感謝です。ありがとうね。
※めっちゃ笑っていますがどうやら苦しい時ほど笑う癖があるみたいです笑。

スタート前に4人で頑張ろうと言って走り出してゴール地点でも同じくらいのタイムでゴール。
4人でまた再会できた。こんな経験も初めて。仲間がいるってものすごく力になります。


おまけ
かもしかハーフマラソンの参加賞はロゴ入りのトートバックになります。

開催地の菰野町は温泉の街でもあります。

わたしは湯の山温泉「ホテル湯の本」さんへ。大会パンフレットに割引チケットが付いているので300円で温泉に入れました。ありがたいな。
露天風呂は眺めも良く心も体もリフレッシュできました。マラソン後の温泉はたまりません。

昼ごはんは「トミー」さんへ。現在14:00過ぎ。もうお腹減りすぎでやばかった。倒れるかと思った。
ボリューム満点の焼肉定食はうまかったぁ。ごちそうさまでした。


まとめ
鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン。
山の街だけあって激坂ありの難コースでした。あの激坂はウルトラマラソンを思い出させるくらいのインパクト。
正直こんなコースでタイムを競ってはダメなレベルです笑。
でも歩かずに坂を登り切り最後まで自分の力をだして走り切れた達成感は半端なかったです。
知らない街を初めて走るってそれだけで楽しいですし。
素晴らしい山々の景色や地元の方が旗を振って応援してくれたり、のどかで心温まる大会でした。
こういう大会は個人的に大好き。激坂はあるけどまた是非参加したいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン好きな方にはこちらの記事もおすすめ↓↓
コメント