【サプライズ演出あり】みえ松阪マラソン/12月の極寒を走る三重県唯一のフルマラソン

大会記事

みなさんこんにちは。

ラン歴9年サブ3.5ランナー(3:26:15)のみつ(@hiroki.mitsunaga)が2022/12/18に開催された【みえ松阪マラソン】に参加してきました。

記念すべき第一回大会。

三重県唯一のフルマラソンになります。

今回は記録を狙いに行った為レース中の写真をまったく撮っていません。

スタート前、ゴール後の写真だけになりますのでよろしく願いします。

みえ松阪マラソン2022の動画になります【Instagramリール】

この記事を執筆している筆者の簡単なプロフィールになります。

  • 34歳(10km走れない状態)からランニングを始め現在43歳
  • フルマラソン3:26:15(2022)木曽三川マラソン
  • ハーフマラソン1:29:29(2022)ぎふ清流ハーフマラソン
  • 100kmトレイルランニング完走20:26:48(2022)奥信濃100
  • 100kmウルトラマラソン完走13:28:26(2022)野辺山ウルトラマラソン

結果

みえ松阪マラソンの結果になります。

記録:3:24:07(ネット) 3:24:57(グロス)

今までの自己ベストを2分ほど更新することができました。

先月に出場した神戸マラソンでは足攣りで最後の最後に大失速。

PB更新することができず悔しい思いをしましたが今年最後のレースで達成できて本当にうれしかったです。

43歳まだなんとか成長しております。

受付(スタート前)

受付会場はクラギ文化ホール。

松阪駅から徒歩で約20分。

ちょうどいいウォーミングアップになります。

駅からはシャトルバスも出ていましたが混んでいそうだったので徒歩で会場に向かいました。

朝日がちょうど昇り始めてきて山々が輝いていました。

ゼッケンや計測チップなどはあらかじめ郵送されていたので当日は検温のみ。

健康チェックシートの提出もありません。

これからの大会がこうなってくれるといいな。

この日はとにかく寒くて寒くて。

ここ最近では1番の寒さ。

スタート地点に並んでいた時は防寒の為カッパを着ていましたがそれでも震える寒さ。

レース中トイレや低体温症が心配になるレベルでした。

みえ松阪マラソンはマラソン界のスターが勢ぞろい。

招待選手は川内優輝選手。

スタート直前には大会ゲストである瀬古利彦さんと野口みずきさんがエールを送ってくれパワーを注入してくれました。

それにしても豪華すぎるメンバー。

スタート前は多くのラン友さんに会えたのでリラックスできました。

皆さんありがとうございました。

スタート~10km

9:00スタート。

今回の目標ペースは4:40~4:45。

3:20:00切りが目標。

自己ベストが3:26:15なので最低でもその記録は更新したかった。

Bブロックスタートだったけど渋滞はほとんどなくいい感じ。

走り始めて数分たったが、この日はとにかく寒かった。

おそらく気温は4~5℃。

カッパを着たままスタートしたのはマラソン人生今回が初めてかもしれない。

多くのランナーがカッパを着たまま走っていた。

前半はカラーコーンの折り返し地点が3箇所あるので他のランナーとスライドすることができます。

知り合いを見つけては声をかける光景をよく見かけた。

自分も声をかけてもらったがあの一言はかなり力をもらえるのです。

だから自分も知り合いを見つけたときは名前を呼んでエールを送るようにしています。

折り返しのトップはやはり川内優輝選手。

単独で独走状態。

有名選手の走りが生で見れるのは折り返しのいいところです。

始めはまだ体が軽かったのでペースが上がった時もあったけどしっかり抑えることができたのはよかった。

松阪駅前、松阪城跡を通って10kmが過ぎた。

街中なのでたくさんの応援をもらいながら走ることができます。

10km~20km

この区間は田園地帯でもあり周りにさえぎるものが何もない。

急に風が強くなった。

松阪農業公園ベルファームに向かう直線では向かい風をもろに受ける。

ランナーの後ろについて走りたかったけど集団がバラバラで単独ランに。

作戦失敗でした。

もう少しペースをあげてでも集団につくべきでした。

これにはさすがに参った。

我慢の走りになったけど20km、ここまではほぼ予定通りのペースできている。

20km~30km

ここからはアップダウンが入ってくる。

基本登り区間なので一定ペースでは走れない。

たんたんと自分を信じて走っていく。

27km付近から右足のふくらはぎに若干の違和感が出始めていた。

先月走った神戸マラソンの足攣りが頭をよぎった。

レース中は絶対に止まりたくなかったので祈る気持ちで走った。

※カツサプは私の足攣り予防対策。

レース前に必ず飲んでいます。

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今回の装備品

今回は8kmごとに1回ジェルをとる作戦なので25km付近で3回目のジェルを投入。

合計4~5本摂取予定。

どうでもいい話だがジェルを摂る種類の順番を考えたりもする。

トップスピードというジェルは値段がそこそこ高いのできっと効果があるんだろうと。(単純すぎる)

レース始めに摂るべきなのか中間地点で摂るべきなのか後半で摂るべきなのか。

後半に摂ると効果が遅かったら意味ないよなという気持ちがあるので却下。

前半は無難なジェルで補っておこう。

よって自分の考え方はレース中間に摂ろうとなるみたい。

なので3回目のジェルはトップスピードである。

他のランナーもこんなこと考えてるのかな。

あまり聞いたことないから今度聞いてみようと思った。

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30km~40km

33kmまで坂を上ったあとは40km地点までひたすら下っていく。

途中にある阿波曾蛸路トンネルは1kmありけっこう長い。

いざトンネルまで来るとそこにはまさかのサプライズがあった。

トンネル内両脇の壁には応援の写真や花火の映像がプロジェクションマッピングで映し出されていた。

すごっ。

この演出には本当にびっくりした。

大会でトンネル内を走ったことは何回もあるけどこのような演出は初めて。

松阪、ナイスアイデア!

ただ何も知らないで走っていたので初めは良かったのですが、、。

最後の方は動く映像に酔ったのか貧血なのか分からないが目が回ってしまった。

やばい、倒れるかも⁈

トンネルが予想以上に長かったせいもありけっこう焦った。

違和感があった右足はトップスピードが効いてくれたのかほとんど気にならなくなっていた。

レース中ずっと気になっていた所がふとした瞬間、気にならなくなることがある。

あれは何なのだろう。

レース中のけっこうあるあるネタである。

よくなってくれるともうけた気持ちになりモチベーションが一気に上がった。

35km以降は櫛田川の堤防沿いをひたすら走っていきます。

自然豊かな風景が広がっているので気持ちがいいはずなのだけど景色が一向に変わらない。

一番苦しい時間帯だったのもありとにかくメンタル勝負でした。

みえ松阪マラソンのエイドは豪華。

松阪牛サイコロステーキ、ちゃちゃも汁(牛汁)、松阪鶏焼肉、タルトケーキなどなど。

食べたかったけどタイムを狙っていたので全スルー。

悲しすぎる。

食べたかったぁー。

肉の焼けるうまそーな匂いだけを感じて走り抜けていった。

さようなら。

40km~ゴール

残り2.195km。

フルマラソン最後のクライマックス区間。

あと2kmしかないとポジティブ思考で40kmをむかえたいのだけどそんな余裕は毎回ない。

まだ2kmもある、耐えれるのか自分というイメージしかない。

ラストスパートをかける体力はもはや残っていない。

とにかくペースをキープする。

これが今の精一杯だった。

少しだけペースは落ちたけどそれでも粘れていた。

ゴール地点からマイクでしゃべる声が聞こえてきた。

帰ってきた。

ラスト数百メートル。

最後の力を振り絞ろうと思ったらうっそ⁉上り坂じゃん。

それもかなりの傾斜。

そんなのあり⁈

ゴールゲートは目線のずっと上のほうにあった。

力を入れたら最後の最後で足が攣りそうな予感がしたので8割くらいの力で駆け上がった。

残り20m。

最後は力を振り絞ってゴーーール。

黄色い時計を見た。

目標タイムには届かなかったけどPB更新はできていたのでヨシっという気持ちと同時にホッとした気持ちでもあった。

自分の中ではもう少し速いタイムでゴールできたと思っていたので現実はそう甘くなかった。

フルマラソンは本当に奥が深い。

今年最後のレースを無事に終えPB更新できたので気持ちよく年が越せそうだ。

また来年も今より成長できるよう自分を信じてコツコツ練習していきます。

今回みえ松阪マラソンでPB更新できたシューズ。

アシックスのマジックスピードになります。

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ゴール後は松阪横丁おもてなしチケット(500円券)がいただけるのでありがたい。

風が強くとにかく寒かったのでアツアツの牛汁を選択。

豚汁じゃないところが松阪らしくてよかった。

体もあったまってとても美味しかったです。

まとめ

みえ松阪マラソン。

三重県唯一のフルマラソン。

今回は記念すべき第一回の大会になります。

コースは様々な景色を見せてくれるので走っていてしっかり楽しめます。

沿道の方の応援もたくさんあり特に学生さん達が大活躍していました。

あれには物凄く元気とパワーをいただきました。

トンネル内ではプロジェクションマッピング演出でランナーを飽きさせない工夫があってびっくり。

こういう使い方があるのかと。

アイデアが見事でした。

そしてなんといっても最後の上り坂。

坂を上りきった所でゴールする大会はなかなかないんじゃないかな。

これもみえ松阪マラソンの名物になりそうです。

開催が12月中旬なので来年以降寒すぎず風が穏やかな一日になることを願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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