【目標は90分切り】高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン2022

大会記事

みなさんこんにちは。

ラン歴9年サブ3.5ランナー(3:26:15)のみつ(@hiroki.mitsunaga)が2022/4/24に開催された【高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン】に初挑戦してきました。

IAAFが認定するラベル大会でもあります。

ハーフマラソンなのにフルマラソンの満足感と変わらない。

魅力がギュッと詰まった素敵な大会です。

高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン2022紹介動画(Instagramリール)

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初サブ90達成

タイムは1:29:29 。

目標としてきた90分切りついに達成できました。

自分の中では今までで一番粘れて頑張れたレースになりました。

ここ最近はトレイルランニング中心でタイムの明確な目標がなく完走が目標だったり走ることを楽しもうという感じでした。

これはこれでいいのですがこの頃走るモチベーションがあまり上がらなくなっていました。

しかし2週間前にあるきっかけとなる出来事がありました。

奥三河パワートレイル(トレラン大会)で最終関門タイムオーバーの為DNF。

完走できず収容車に乗り込んだ時に悔しさがこみあげてきました。

そこで新たに挑戦するスイッチがはいったのです。

前日受付&PCR検査

前日受付のみの為電車で名鉄岐阜駅へ。

そこからバスに乗り込み岐阜メモリアルセンターへ(約20分)。この時バス代は220円。

PCR検査も予約していたのでまずはそちらへ。

人生初のPCR検査。容器を渡されやり方を確認。

唾液でやるのね。知らなかった。あとは陽性反応が出ないことを願うのみ。

次に体温検査をしてランナー受付の【で愛ドーム】へ。

ゼッケンをもらい気持ちも上がってきます。

通常のゼッケンとは別にイラストゼッケンもはいっていました。

岐阜市内の小学生から寄せられたもので励ましのメッセージや素敵なイラストが描かれています。

背中につけて走ることでより多くの皆さんの目に触れて分かち合いたいという意味も込められています。

とてもいいアイデアだなと思いました。

その後はTシャツ引換所に向かう。

今回色は白でかわいい感じ。Qちゃんのマークもはいっています。

会場の岐阜メモリアルセンターにはQちゃんの銅像があります。Qちゃんのご出身は岐阜県岐阜市。

マラソンEXPO

天気も快晴。たくさんのテントブースがありとても盛り上がっていました。

中でもファンである西谷さんやSUIさんがファイテンブースに来ているのを知っていたのでまずはそちらへ。

そうしたらなんとQちゃんも登場!運がよすぎる。

多くの人が集まり大盛況。豪華すぎる時間でした。

目標タイムを表示する舞台があったので行ってみる。皆さんのSNS投稿でよく拝見してますがやるのは実際初めて。

お祭り気分になってきました。

芝生広場もとても広いので気持ちよく過ごすことができます。

散策タイム

やることを済ませたので少しだけ岐阜市を散策。

ラン友さんに岐阜市のおすすめスポットを案内してもらいました。お昼ご飯は丸デブ総本店さんへ。

ここのメニューは2つだけ。中華そばとワンタンのみ。どちらも500円(税込み)。

どちらも美味しかったぁ。もちろん両方ともいただきました。店内の雰囲気は昭和で懐かしく素敵なお店です。

岐阜駅周辺は黄金の信長像や昔走っていた丸窓電車など見どころ満載。

やっぱり大会とは別に旅も満喫しないともったいないですよね。

大会当日&スタート

大会当日の天気予報は昼前から雨。朝はまだ降っていませんでした。

前日は駅前に前泊していたので再びバスで大会会場へ。当日のバスは無料でした。

会場に到着すると選手の皆さんも集まり始めていて気持ちが徐々に高まっていきます。

ふれ愛ドームで荷物を預けいざ戦闘モードへ。

ウォーミングアップをしっかり済ませスタート地点へ向かいます。

今回はAブロックスタートなので看板が近い。大きな大会でこんな前からのスタートは初めてでした。

そしてスタート前。【On Your Marks】の掛け声。おそらくこれも初めての体験。

なんかオリンピックのスタート気分に一瞬なれました。この大会では初めてな出来事が本当にたくさんあった。

岐阜駅周辺(4km)・川原町界隈(7km)

燦然と輝く黄金の信長像があり岐阜の新たな名所スポット。

大通りの真ん中走るので爽快です。

そして折り返してくるトップランナーとすれ違うので爆走を体感できます。これも楽しみポイントです。

川原町界隈では格子戸の古民家が軒を連ねる町並み。雰囲気が一気に変わります。

ここまでは設定ペースの4:15をキープして順調に走れていました。

雨は今にも降りそうでしたがなんとかもっていました。

長良川の清流

ぎふ清流ハーフマラソンという名前の通り長良川沿いを走ります。

鵜飼で有名な長良川です。

千鳥橋からは雄大な川面を一望できるスポットになります。

山に囲まており自然の静寂を堪能することができるのでここではしっかりランに集中できます。

坂道もあり登り区間なので踏ん張りどころのひとつです。

やはり10kmまでは一定のペースで行けるのですがここからは自分との闘いでした。

この辺りから雨も降りだしてきましたが気温も上がらなかったのでそこまで走りには影響はなかったです。

残り3km

残り3km。横をみれば金華山の絶景が広がっています。

自分の目標が90分切りだったので撃沈覚悟でスタートから攻める走り。

キロ4:15が目安ライン(サブ3ペース)。未知の世界なのでどうなるか想像できず。

今回間違いなく目標タイムを決めずに走っていたらここでペースが落ちていたに違いありません。

久々に自分の限界と向き合いました。

あまりの苦しさにここから先は時計を見るのはやめました。

見てしまうと脳が行けるのか行けないのか考えてしまって疲労するのが分かったからです。

行けるところまでいこうという気持ちでは絶対にいけない。絶対に行く!強い気持ちを持つしか達成の可能性はなかったと思います。

ここまで我慢してきたのに諦めたくなかった。もやはなにがなんでも精神です。

こんな気持ちに慣れたのもはじめてかもしれない。やはりここまで追い込まれないとこういう感情になれないのだろう。

応援の力

走っている時は孤独です。

そんな時に名前を呼んで応援してくれたり一緒に並走してくれたり。

本当にありがとうしかありません。

脳内がネガティブからポジティブに変わるのです。

苦しいきついなど耐えるイメージからまだいけるできると攻めの気持ちに変わるのです。

今回もたくさんの方に応援してもらえました。

きっと自分ひとりだけでは目標達成はできていなかったと思います。

それくらい応援の力は人間の可能性を高めてくれます。

ラスト1km

ラスト1km。

会場の音やマイクの声が聞こえてきます。右ふくらはぎが3回ほど攣りそうな前兆がありました。

頼むからあと1kmもってくれ。祈りながら走っていました。間違いなく限界を超えていました。

時計は全く見ていないのでとにかく全力を出すだけ。

景色を見る余裕がないとはまさにこの状況なのだろう。競技場に入る。

あとは直線のみ。ゴール地点の大時計を見た。、、、。やった。90切りできるのをそのとき確信した。

絶対行く!と思い続けて時計を見るのもやめて3km。

現在のタイムがどのくらいなのか大時計を見るまで分からなかった。涙がでました。

いいときばかりじゃないけどこういう時があるからやっぱりマラソンはやめられない。

まとめ

高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン2022。IAAFが認定するラベル大会でもあります。

ハーフマラソンなのにフルマラソンと変わらない満足感。

都会の大通り、古民家の街並み、山、川、と景色も変化。いい所がギュッと詰まった素晴らしい大会です。

前日のEXPOもお祭り気分を味わえるしQちゃんにも会えますし。

今回目標の90分切りをついに達成できました。ランを始めてもうすぐ10年。今までで一番やり切った大会になりました。

何が大切か改めて考えてみると思い浮かぶのは気持ちでした。

自己ベスト更新するときは誰もが経験したことのない未知の世界。

これを突破するのには行けるところまで行ってみようではなく絶対やる!という強い気持ちが一番必要なんじゃないかと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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