【S4】を一言でいうと【サブ4するためのシューズ】です。
ラン歴10年サブ3.5ランナー(3:23:27)のみつ(@hiroki.mitsunaga)がずっと気になっていたアシックスの新作シューズになります。
新シリーズになるのでワクワクが止まりません。
過去に約30足ほどのランニングシューズを履いてきましたがその中にはハズレシューズでシューズ代を無駄にしたことも数知れず、、。
そんな私が実際に履いてどんなシューズなのか写真多めにレビューしていますので是非参考にしてみてください。
この記事を執筆している筆者の簡単なプロフィールになります。
アシックス大好きランナーでもあります。
- 34歳(はじめは10km走れない状態)からランニングを始め現在44歳
- フルマラソン3:23:27(2023) 大阪マラソン
- ハーフマラソン1:29:29(2022) ぎふ清流ハーフマラソン
- 10kmマラソン39:27(2023) 刈谷市かきつばたマラソン
- 100kmトレイルランニング完走19:42:17(2023) 奥信濃100
- 100kmウルトラマラソン完走12:50:47(2023) 野辺山
- 118kmウルトラマラソン完走14:32:45(2023)チャレンジ富士五湖

私はこれまでアシックスのランニングシューズを17種類(計22足)履いてきました。
これまで筆者が履いてきたアシックスランニングシューズ一覧
- S4
- MAGIC SPEED
- MAGIC SPEED2
- HYPER SPEED
- HYPER SPEED2
- EVORIDE
- EVORIDE2
- EVORIDE3
- GRIDERIDE
- GRIDERIDE3
- TARTHERGEAL
- TARTHER RP3
- GT-2000
- GT-1000
- GEL-NIMBUS
- GEL-FEATHER GLIDE
- LYTERACER
もちろんその他のメーカーシューズもいろいろ試しましたがやっぱりアシックスが一番しっくりきました。


S4のこだわり

【S4】は2023年2月23日に発売されたフルマラソン4時間切りを目指すランナーのために開発されたアシックスの本気シューズになります。
4つの【S】にこだわるS4。
Speed・Stability・Safety・Sub4(スピード・安定性・安全性・サブ4)
▼アシックス【S4】/エスフォー(サイズと色は変更できます)
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イメージ的には1年以内にサブ4達成したい人に手に取って欲しい一足。
この波に乗らない手はありません。(私の頃はそんなシューズなかったので)
ランニング業界、ここまでサブ4に熱い思いをぶつけたシューズはないです。
アシックスはサブ4達成のためのフルマラソン大会やトレーニング提案などサブ4実現を後押ししています。

S4は今までありそうでなかったサブ4のための本気シューズ。現在「サブ4宣言」している人は絶対に試すべきシューズです。

今、本当に必要なものは何でしょうか⁈
成功への近道はチャンスそのものを増やすこと。
アシックスの本気を試す時です。
サブ4達成を後押しする一足。
それが【S4】になります。
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モーションラップアッパー

※アッパーとはランニングシューズの表側にあたる部分で足の甲を覆うシューズ上半分のこと。
上位モデル、メタスピード+と同じモーションラップアッパーを採用。
伸びると素早く縮む性質がありフィット性が抜群な素材です。
軽量で通気性もトップクラス。
履いた瞬間気持ちよさを実感できます。
FF BLAST TURBO(ミッドソール)

ご存じですか?
S4はメタスピード+に使われている高反発素材FF BLAST TURBOを使用しているのを。
アシックスの軽量ミッドソールの中で最も反発性に優れています。
人気急上昇中のマジックスピードシリーズより上位素材を使用しています。
ミッドソールは2層構造になっており上部はFF BLAST TURBO、下部はFLYTEFOAMを使用。
上部のFF BLAST TURBOで反発力を高め下部のFLYTEFOAMでシューズの耐久性を高めてくれます。
スプーン形状のカーボンプレート

スプーン形状のカーボンプレートは前方への推進力を高めてくれます。
かかと周りの補強

メタスピード+よりかかと周りがしっかり補強されているので安定感があります。
デザイン性

デザイン性はレーシングタイプでかっこいい。
カラーもイエローとピンクで鮮やかです(2023.7.13現在)
靴紐

凹凸ある靴紐なので締めた後、緩みにくいのが特徴。
ほどけにくいだけでなく1gの軽量化に成功しておりアシックスのこだわりが詰まっています。
アシックスグリップ(アウトソール)

アウトソールは優れたグリップ性を持つアシックスグリップを採用。
滑りにくいのはもちろん、地面に吸い付く感じが気持ちがいいです。
前足部よりかかとのラバーを分厚くしているため接地時のソール摩耗にしっかり対応してくれます。
かかとの耐久性は抜群でシューズが長持ちするのも魅力。
地面の接地面がメタスピード+より広くなっているので着地から蹴り出しまでの安定感が非常にいいです。
【S4】はこんな人におすすめ

どんな人に【S4】を履いていただきたいかというと
- 【サブ4】の勝負レースで使用したい人
- 【サブ4】の勝負レースで後半の脚持ちが不安な人
- 【サブ4】を目指している人でレースシューズを探している人
このような人には是非とも履いていただきたいシューズになります。
S4は【サブ4】するためのシューズです。
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サブ4というキャッチャーミットど真ん中に投げ込まれたアシックス本気のレースシューズです。
日々続くランニングの練習。
「サブ4できるのか?」という悩みも途切れることなく押し寄せてきます。
ランニング情報があふれている一方で今の自分に合うシューズは何か?
そんなシューズに出会うには意外と時間がかかります。
S4は自分じゃ気づけない可能性に気づかせてくれます。
サブ4にとことんこだわり開発されたシューズですから。
今がまさに履くべきタイミングです。
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S4を履くとどんないいことがあるの?

S4を履くと現在サブ4を目指している人はサブ4達成できる確率がグンと上がります。
そしてサブ4できたらランの世界が一気に広がります。
- 一般ランナーの勲章であるサブ4が手に入る
- サブ4ランナーと胸張って言える
- 先輩ランナーからサブ4ランナーとして認めてもらえる
- 今までの努力が報われる
- ランナーとして自信がつく
- 走ることがもっと好きになる
- さらに頑張ろうと思える
- 成功体験が増える
- 次の目標に挑戦できる
サブ4を乗り越えるか乗り越えないかで今後のランニング人生に大きく関わってきます。
人生一度切り、後悔しないようS4を手に取ってみるのもありだと思います。
今がランニング人生を変えるチャンスです。
サブ4の未来を掴みたい人は【S4】で勝負です。
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走ってみて感じたこと

走ってみた第一印象は足に吸い付くフィット感が最高でした。
あー、この感じ。
未体験の履き心地でした。
ランニングしたい気持ちが上がってきます。

上位モデル、メタスピード+に搭載している軽量クッションフォーム材「FF BLAST TURBO」をS4でも採用。
「FF BLAST TURBO」の特徴は着地と同時に変形、圧縮し素早く元の状態に戻ることでストライドを伸ばせること。
走りの中でストライドを伸ばしたい人に向いている素材です。


【S4】のライバルシューズというとアシックスの【メタスピード+】か【マジックスピード2】になると思います。
「メタスピード+」と「マジックスピード2」だとサブ4のレースシューズとして考えるなら私は間違いなく【マジックスピード2】だと思います。
その理由はメタスピード+の地面への接地面が狭いので42.195kmを最後まで安定して走れないからです。
脚力と走力が相当必要になってきます。
それに比べマジックスピード2は安定感があるので最後までしっかり走れます。
参考までに。
ミッドソール | 価格(税込み) | |
S4 | FF BLAST TURBO&FLYTEFOAM | 22000円 |
メタスピード+ | FF BLAST TURBOのみ | 27500円 |
マジックスピード2 | FF BLAST+&FLYTEFOAM | 16500円 |
ちょっとだけS4とマジックスピード2を比較してみます。

S4のソールFF BLAST TURBOの反発力はやはりマジックスピード2に比べてかなり良かった。
自分の蹴る力を鍛えながらカーボンの感覚も養えます。
エネルギーを一度溜め圧縮させて弾む感じに近かった。
ただ着地の瞬間少し柔らかいイメージがありました。
ここは好みが分かれるかもしれません。

硬い方(沈みこまない方)が好みならマジックスピード2のがよいかもです。
適度な硬さがあるので大きく弾む変化ではなく回転、ピッチに合っています。
S4もマジックスピード2も同じ240g(27.0㎝)なのですがS4のソール素材が軽いので感覚的には軽く感じました。
アウトソールの接地面積は広く設計されているので速く走れるだけじゃなく安定性も兼ねそろえています。
かかと周りの補強が頑丈なので足をしっかり守ってくれます。
これはS4の強みになります。
かかとラバーが前足部より少し厚めに設計されているので耐久性に強く、かかとソールが減りにくいのでレースを見据えた練習にも使えます。
かなりの総距離を踏めるのでトータルのコスパはいいと思います。

ペースに関してはレースペースに近いスピード(キロ4:40~5:40)が最適でした。
キロ5:40より遅いと脚が詰まりカーボンの良さを活かせません。
S4のベストペースは(キロ5:00~5:20)の間が一番気持ちよく走れました。
サブ4するための本気シューズ【S4】でサブ4やってやりましょう。
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着地の瞬間、沈みこまず硬めが好きなら【マジックスピード2】で勝負。
▼【アシックス】マジックスピード2/MAGIC SPEED2 (サイズと色は変更できます)
【メンズ】
【レディース】
マジックスピード2の詳しい記事はこちら↓
メリット・デメリット

私が感じたS4のメリット・デメリットはこちらになります。
デメリット
- 価格が高い
- 着地した瞬間やや柔らかい感覚
- スロージョグに向いていない
- カーボンシューズに慣れるまでが大変
- フォアフット(前足部)着地には向いていない
メリット
- 上位モデル、メタスピード+シリーズと同じミッドソールFF BLAST TURBO
- 反発力があり前方への推進力を高めてくれる
- コンセプト(サブ4)に夢がある
- フィット感が最高
- かかとの耐久性が強い
- かかと周りの補強がある
- かかと着地には向いている
- 安定感が抜群
- 靴紐が緩みにくい
- 軽量化
- 同じ仲間(サブ4)がたくさん履いている
- デザインがかっこいい
ご対面
いよいよS4とご対面です。
この瞬間は毎回ワクワクします。


フォルム
S4のフォルムになります。







シューズの舌は薄く軽い。

靴紐(シューレース)はギザギザになっているので緩みにくい構造になっています。



重さ
216g(25.5㎝)

価格

S4の価格は22000円(税込み)
決してコスパがいいということはありません。
ライバルのマジックスピード2が16500円(税込み)
比較するとマジックスピード2でいいじゃんとなるかもしれません。
ここの差別化が本当に難しいです。
どちらもサブ4達成できるシューズなので正直、正解はありません。
ただアシックスのサブ4にかける思いと「絶対サブ4する」という気持ちが重なった時、レース最後の粘れる力になると私は思います。
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S4の魅力が最大限伝わる動画

Runtripさんの【S4】動画が一番分かりやすかったです。
これを見たら実際に走りたくなること間違いなし。
是非一度のぞいてみてください↓
まとめ
サブ4を目指すランナーがサブ4するためのレースシューズ。
それが【S4】になります。
ありそうでなかったサブ4のための本気シューズ。
履いた瞬間足に吸い付くフィット感がたまりません。
ランニングしたい気持ちにさせてくれます。
「サブ4できるのか?」という悩みはサブ4達成するまで途切れることはありません。
今の自分に合うシューズに出会うには意外と時間がかかるのが現実。
そんな中でこのS4はサブ4を目指す人がサブ4するために生まれたシューズです。
この波に乗らない手はありません。
今、まさにS4を履いて勝負する時です。
S4と共にサブ4達成してやりましょう。
きっとできます。
サブ4応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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▼【アシックス】マジックスピード2/MAGIC SPEED2 (サイズと色は変更できます)
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