ランナーの頭の中― その瞬間、何を考えているのか①

実体験談

フルマラソンを走ったことがある人なら、
きっと知っているはずだ。

30kmを過ぎたあたりから、
レースはまったく別のものになる。

脚は重くなり、
呼吸も苦しくなり、
今まで順調だったペースが崩れ始める。

それなのに、ランナーは前へ進む。

そのとき頭の中では、
いったい何が起きているのか。

今回は、
30kmからゴールまでの12kmで、
ランナーの心と身体に起きていることを
順番に書いてみたい。

もしあなたがランナーなら、
きっとどこかで頷くはず。

ランナーの頭の中シリーズ、全五話完結になります。

第一話 マラソン30km、そのとき何を考えているのか

マラソンには、不思議な境界線がある。

スタートから10km。
まだ余裕がある。景色を見る余裕もあるし、周りのランナーの様子もよく見える。

20km。
ハーフを通過する頃には、身体に少しずつ疲労がたまり始める。
それでも、まだ走れている。リズムも崩れていない。

そして25km。

ここまでは、まだ身体で走っている。

脚の筋力、これまで積み上げてきた練習。
それらがうまく噛み合っていれば、ペースは維持できる。

だが——

30kmが近づくと、空気が変わる。

それまで当たり前のように続いていたリズムが、
どこかぎこちなくなる。

脚が少しずつ重くなる。
身体も重たい。

呼吸はまだ整っている。

でも脚だけが、
はっきりと違う感覚を伝えてくる。

ストライドが小さくなる。

ふくらはぎが、ピクピクと小さく痙攣し始める。

さっきまでは、
力を入れなくても前に進んでいたはずなのに、

いつの間にか、
自分で力を入れないと進まなくなっている。

腕振りと脚のタイミングも、
どこか不自然になる。

どんなリズムで走ればいいのか、
一瞬わからなくなる。

右足を意識すれば、
今度は左足のバランスが崩れる。

身体が、うまく操縦できない。

そんな感覚になることもある。

そして30km。

多くのランナーが、その瞬間に気づく。

周りの声が少し遠くなり、脚の重さだけが鮮明になる。

「あ、きたな。」

マラソンの本当の戦いは、
いつもここから始まる。

頭の中で言葉が浮かぶ。

あと12km。

フルマラソンを走るとき、
この距離はとても長く感じる。

でも同時に、こうも思う。

ここからが本番。

ここからが、
本当のフルマラソンの始まりでもある。

苦しくなるのは分かっている。

だから一度、気持ちを強く持つ。

覚悟を決めるように、
心の奥でスイッチを入れる。

30kmを過ぎると、景色も変わる。

さっきまで同じペースで走っていたランナーが、
歩き始めている。

道端で脚を押さえている人もいる。

足が攣ったのだろう。

その姿を見たとき、
ふと頭をよぎる。

明日は我が身。

あれは決して他人事ではない。

いつ自分が同じ状況になってもおかしくない。

フルマラソンとは、そういう競技だ。

だからこそ思う。

同じようにはなりたくない。

頭の中で、必死に考える。

体の使い方。
ペースの刻み方。
呼吸の整え方。

どうすれば、
ここから最善の走りができるのか。

30km。

そこは、ただの通過点ではない。

そこは——

戦いが始まる場所だ。

脚はもう楽ではない。
身体も軽くない。

それでも前に進む。

覚悟を決めて、走る。

毎回フルマラソンを走るたびに思う。

ここからが本番だ。

フルマラソンは42.195kmだけど、
本当の勝負は、いつも30kmから始まる。

次回第二話、【35km、ランナーは突然しゃべらなくなる】

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