みなさんこんにちは。
ラン歴9年サブ3.5ランナー(3:26:15)のみつ(@hiroki.mitsunaga)が2022/12/11に開催された【東海ハーフマラソン10kmの部】に参加してきました。
地元である愛知県東海市の大会になります。
普段の生活で使っている道路の真ん中を走れる特別な一日。ワクワクがとまりません。
今回は記録を狙いに行った為レース中の写真をまったく撮っていません。申し訳ありません。
スタート前、ゴール後の写真だけになりますのでよろしく願いします。
東海ハーフマラソン2022の動画になります【Instagramリール】
この記事を執筆している筆者の簡単なプロフィールになります。
- 34歳(10km走れない状態)からランニングを始め現在43歳
- 100kmトレイルランニング完走20:26:48(2022)奥信濃100
- 100kmウルトラマラソン完走13:28:26(2022)野辺山ウルトラマラソン
- ハーフマラソン1:29:29(2022)ぎふ清流ハーフマラソン
結果
東海ハーフマラソン2022(10kmの部)の結果になります。
記録:40:04(ネット) 40:08(グロス)
目標設定は10km40分切りで挑みました。
ただランナー人生10kmを大会でガチランしたのは今回が初めて。
スピード練習がとにかく苦手な自分にとっては地獄の種目(10km)でもあります。
自主練で陸上競技場のトラックをガチで走ったことはありますがその時のベストタイムは1年前に走った41:27。
あのときはゴール後に倒れ込むくらい出し切って走ったのでその恐怖が頭の中に蘇りながらスタート地点に立っていました。
受付
受付は前もってゼッケンや計測チップ等が送られていたので当日は検温と健康チェックシートを提出するだけ。
太田川駅に会場が直結しているのでアクセスは抜群の良さになります。
10kmの控室は東海市芸術劇場。
建物が新しくこんなきれいな所使っていいんですか⁉と思うくらい。
暖房も効いているようであったかかった。
朝の時間はまだ寒いので寒さをしのぐにも最高の環境です。
トイレ渋滞も全くなくランナーには本当にありがたすぎます。
※3年前に開催された時はゴール後の手荷物受け取りに時間がかかりすぎて現場が崩壊していましたが今回はしっかり改善されてスムーズに行うことができました。
一安心でよかった。
スタート
ハーフマラソンは9:00スタート。
各ブロック(A~E)が5分差ずつのウェーブスタートなのでスタート渋滞もなくとてもいい感じ。
10kmのスタートは10:00。
天気は曇り、風はほぼ無風。絶好のマラソン日和である。
10kmレースなので心拍をしっかり上げてウォーミングアップ完了。
息が上がるくらいスピードをだしたので体も温まり準備万端。
スタート地点に立ち今日の展開をイメージしていました。
キロ4分ペース。40分切り。
ただ40分切りも今の自分が行ける目標なのか、その設定タイムは適正なのか正直よく分からない。
10kmのレース自体初めてなのでしょうがないのですが。
ハーフマラソンがこれくらいだから10kmだったら40分くらい⁉といった感じで超アバウト。
坂が2回あるのでそれも含めてイメージした。
フルマラソンだと30km以降からが勝負になってくるとか40kmからの2kmちょいが粘れるか、ペースが上げれるかと想像できるのですが10kmレースではそういった想像が全くできない。
普段の練習でもキロ4で走ったことなどほとんどないからもはやぶっつけ本番である。
みなさんもこんな感じなのかな⁉
自分の考えが適当すぎるんじゃないかと思いながらスタートを待った。
今日の自分はどこまでゼーハー(呼吸が荒くなる)するのか⁈
キロ4で走って最後までもつのかという不安や恐怖が脳裏をよぎった数秒後にスタートの号砲がなった。
スタート~5km
号砲がなって4秒後にスタートゲートを通過。
ほぼ先頭からのスタートである。
渋滞も全くなく前を走るランナーの後ろをついていく。
スタート直後はアドレナリンが出ているためスピード感覚が麻痺するので注意が必要。
1km手前で時計を見たらキロ3:40ペース。
息が上がることはなかったけど想定ペースのキロ4より明らかに速かったのでスピードをいったん落とした。
大きな上り坂は2回。1km~1.5kmまでは1回目の上り。
当たり前だがペースが落ちる。その分1.5km~2kmは下りなのでペースがあがる。
イーブンペースで走ることは難しいので自分の感覚を信じて走った。
そこから5km地点まではほぼフラット。
ペースもキロ3:55くらいで安定していた。
5km~ゴール
5km地点から2回目の上り。
距離にして約1km。1回目よりも急な上り坂なので明らかにペースが落ちる。
時計を見るのが怖かったので見ずにたんたんと上りきったがおそらくキロ5分はあきらかに超えていたはず。
自分はペースが落ちている状況で時計を見ると遅れた分頑張って取り戻そうとなり空回りすることがある。
だから時計は見ないでベストは尽くしたから大丈夫と信じて毎回走るようにしている。
そのあとは急な下り。もうすでに6km地点だったので下りの力を利用して徐々にペースを上げた。
フルマラソンやハーフマラソンでの6kmといえばだいぶ気持ちが落ち着いてきて、さぁこれからだといったんリラックスする頃だが10kmレースになるともう残り4kmしかないのだ。
この感覚はなんだか新鮮だった。
気持ちをコントロールするのが難しかったけどどこかでおもしろさもあった。
残り3km。
呼吸はスタート前に自分が想像していたほどのゼーハーではなかった。
どこかで冷静に抑えていた感じもある。
でもここでペースを上げたらおそらく最後までもたないと思いそのままのスピードを維持して走った。
たまたまペースが落ちてきたランナーを2人抜いたのでまだ自分は行けるという気持ちになれたのもよかった。
残り2km。
2kmは普段走っているコースが1周2kmなのでイメージしやすかった。
自分はゴールが近くなると時計を見るのをやめる習慣がある。
それは時間を見てあと何分で走れば目標がクリアできるとか考えるのがものすごく負担に感じるから。
そしてもうひとつは経験上時計を見た後はたいていペースが落ちる。
だから今のベストを尽くして走ることだけに集中している。
ゴールが近づくにつれて沿道で応援する人も増えてきたので心のギアを一段上げた。
まだ余力がわずかだけど残っているのも分かっていた。
同じペースでずっと前を走っていた人もスピードを上げたのでこの人には負けたくないとターゲットを決め後ろについて走った。
残り1km。
さすがに呼吸が乱れてきた。
でも自分が知っている恐怖のゼーハーではなかった。
フォームは崩れだし体に無駄な力がはいっているのが分かったがここでフォームを気にするよりも力で押し切ろうと思った。
最後はターゲットにしていた人も抜いて垂れることなくラストスパート。
ゴール前にある黄色い大時計が目に入った。
ゴーーール。
目標としていた40分切りは⁉
40:08。
…8秒。
8秒って例えるなら大きく深呼吸1回分。
自分が知っている恐怖のゼーハーを温存したつもりはないがあそこまで追い込めなかった自分がいた。
ラスト1kmで仮に時計を見ていたらスピードを上げれていたかもしれないが恐怖のゼーハーの壁を打ち破る勇気と覚悟が足りていなかった。
きっとこの壁を打ち破った先に40分切りができるのだろう。
来年2月に開催される刈谷市かきつばたマラソンで10kmにエントリーしているので再び40分切りに挑戦してきます。
東海ハーフマラソンは地元の大会なので多くのラン友さんに会うことができました。
実際にお会いできるって本当に力になります。
皆さまありごとうございました。
まとめ
東海ハーフマラソン10kmの部。
おそらく10kmをガチで走ったことは自主練で2回ほど。
レースで走るのは今回が初めて。
経験が無さすぎるから全くレース展開がイメージできない。
ぶっつけ本番になったけどフルマラソン、ハーフマラソン、トレラン、ウルトラとはまた違った楽しみ方がありました。
自分は長い距離をペースを気にせずたんたんと走るのが好きだと思っていましたがハーフマラソンや10kmレースのような短い距離も悪くないのかなと。
今回「10km40分切り」という新たな目標ができたので苦手なスピード練習を今よりは前向きにやっていこうと思います。
挑戦することを楽しみながらこれからも自分を信じて走っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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コメント
奥信濃100に出ようかなー、と思ってたらココに着きました。お速いですね!。走力と住んでる所も近い感じが致します。参考&、twitterを勝手ながらフォローさせて頂きました。何処かの大会で出会った際はよろしくお願いします。
↓ちなみに私のYouTubeチャンネルです(^^)。
https://www.youtube.com/@moritapu
メッセージありがとうございます。過去にユーチューブ何回か拝見させていただいてます。奥信濃100ぜひ参加してみてください。自分は今年も100kmエントリーしました!